僕の彼氏はワンコ系外国人 (Page 3)

「あっ、…あぁ…!」

指がふやけるくらい慣らされたそこに背後からゆっくりと挿入され、涼は圧迫感と快感に声を漏らす。入れたばかりは苦しいだろうと二度、三度と浅いところで揺らし、それからゆっくりと壁を押し上げるように奥へと進んだ。

「痛くない…?」

背後から覆い被さるようにショーンが尋ねると四つん這いになった涼はこくこくと頭を縦に振った。

「へい、き…」

その言葉を聞いたショーンはゆっくりと涼の身体を揺さぶりながら、背中へ啄む様に何度も口付ける。

「んぁっ、あぁっ…!」

涼はぞわぞわと背筋が甘く痺れ、身体がびくびくと震える。唇からは嬌声が絶えず溢れていった。

だんだんと腕に力が入らなくなっていき、腰だけ高く突き上げているような姿勢になる頃には、身体だけでなく頭の中までとろとろに蕩けてしまっていた。

「涼くん、こっち向いて…」

「ぅ、あ…むりぃっ…」

キスしたいよと、ショーンは涼に頬擦りしながら強請るが、体勢的に苦しいようだと気が付くと中のものを一度引き抜く。

「…ひ、あぅ…っ」

その拍子に涼は腰が砕けたかの様に畳の上にへたり込んだ。そんな彼の手をひき仰向けにすると、瞳は甘く蕩けて揺れていてショーンはごくりと唾を呑み込んだ。

「涼くん…」

あぁこれでやっとキスしながら出来る、と唇を重ねようとしたが彼の太ももを両脇に抱えた時に、膝が赤くなっていることに気が付く。どうやら畳の上で膝を立てていたからのようだと思い至り、涼の身体を抱えて慌てて布団の上に移動した。

「膝痛くない?大丈夫?」

「大丈夫、だから…も、はやく」

いれてください、と。首元に腕を回されながら言われてしまっては、抗うことなど誰が出来ようか。ぷっくりと可愛らしく縁が膨らんだ桃色の窄まりに再びあてがうと、まるでそこは歓喜するかのようにひくついていた。

唇を塞ぎ、彼の太ももを両脇に抱え、ぐっと腰を引き寄せる。

「っふ、…!んん、ぅ…んっ…!」

くぐもった声がショーンの口内へ流れ込んできて、そのまま舌を絡めつつ腰を押し進めた。

「ふっ、んっぅ…んっ!」

中が満たされて涼は思わずそれを締め付る。全身がぞわぞわ粟立って、痺れて、何も考えられなくなってしまう。

「はっ…涼くん、気持ちいい…?声聞かせて」

「ん…っ、…あぁっ…!」

窓は一応閉めてもらったものの、アパートの壁はなかなかに薄い。あまり大声を出すのも…と涼は思っていたが、そんなことは一度ことが始まってしまえば頭から吹き飛んでいた。

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