我慢できない後輩にお風呂で既成事実を作られて
会社の飲み会帰り、花山先輩は後輩の森くんを介抱していた。彼の自宅にタクシーで送り届けるはずが、なんだかんだで自分の家に到着し、勝手に風呂に入ろうとする森くん。そして、一緒に入るしかない状態にされ、ついにはえっちな既成事実を作ろうと画策されて…。
会社の飲み会帰り、飲み過ぎた後輩の森くんを介抱していた。脇に腕を回してふらつく身体を支えながらタクシーを拾ったのに、当の本人はなぜか俺の家に来ている。
図々しく、風呂に入ります! と勝手に服を脱ぎだし、なぜか俺も引っ張られて、服ごと湯船に浸かってしまった。
「お前、なにして…!」
「あっ…! 花山先輩濡れちゃいましたねー! 一緒に風呂に入らないといけませんねぇー!」
無理やりそんな流れにさせられてしまった。先に服を脱いだ後輩を風呂の外で待たせるわけにもいかず、自分の服も濡れてしまって、冬だし寒いし仕方なく一緒に湯船に入ることになった。
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俺たちは決してそんな関係ではないし、俺も邪な感情は無いはずなのだが、お湯で温まった森くんの白い肌は赤くなっていて、こっちまで色々と熱くなってきてしまう。
「だ、大の大人が二人で浴槽に浸かるのは狭すぎないか?」
「あーですねー。お湯いっぱい溢れちゃいましたねー」
まだ酒が抜け切れていないのか、森くんの頬はほのかに赤く、照れているようにも見えた。
向かい合って浴槽に入っているので、素肌の脚が絡み合う。なんだか身体が反応してしまいそうで、熱い湿った湯気を大きく吸い込んで深呼吸し、精神統一を図った。
森くんはただの後輩。会社では俺を慕ってくれているのはわかってはいたが、本当にただの後輩。それなのに脚の間が硬くなってきてしまうのは何故なんだ。
「も、森くんもう上がろうか」
ソコが完全に勃ってしまう前に、風呂から出なくては。
「えっ。まだですよ、先輩!」
向かい合っていた身体をくるっと反転させて俺の脚の間に入ってきた。背中もぴたっと胸にくっつけてくる。
「一緒にお風呂入りましょうと言ったのは、既成事実を作るためです! 先輩…も硬くなってますよね?」
艶っぽい瞳を向けたかと思うと、俺の股間に森くんのお尻がぐりぐりと擦り付けられる。
「あっ、もっ…森くんっ…!」
既成事実ってなに!? それよりもそんなことされたら、勃たないわけないじゃないかっ!
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