我慢できない後輩にお風呂で既成事実を作られて (Page 2)
「ふふっ、先輩の固くなってる」
いつも仕事では涼しい顔しているくせに、後ろを振り向き甘い表情で唇を舐めて誘っている。
慕ってくれて、俺のこと信頼してくれているんだな、と思っていただけなのに。こんなことをするつもりなんて無かったのに。
「森くん、あの、ちょ、待って…!」
しかもなんで風呂なんだ! 初めてなんだから、ベッドだろう。いやそうじゃない、頭が混乱している!
「嫌ですっ! 待ちませんっ! 先輩とずっとこうしたかったんです!」
風呂場のとてもよく響く場所でそう言うと、俺の手を取って彼の陰茎まで誘導された。
「俺のもこんなんなってます…。ね? 先輩のも硬い。俺で反応してくれるか心配でしたけど、嬉しい」
自分の固くなったものを俺の手で握りこませるようにし、顔を後ろに向けて唇を寄せてきた。
こんなつもりじゃなかった。でもここまで俺のも反応してしまっては、拒否しろと言われる方が無理な話だった。
「んっ…」
自分の口を森くんの唇に合わせた後、下唇を啄ばむように口に含んだ。誘導された先の手の中にあるものも、ゆっくりと扱いてやる。
「はぁっ、んっあっ!」
彼は口付けから逃れて甘い声を上げた。風呂場は声が反響するので、響く喘ぎ声にさらに煽られる。
「あんっ! それ以上擦ったらイっちゃます、先輩…。後ろ、解してください…」
俺の手を自分のそこから離すと、浴槽の縁に手をついて四つん這いになり、尻を俺の方へ向けた。
「えっあっ…」
男の尻をまじまじと見せつけれたのは初めてなのに、森君の尻はなんだかかわいい。早く入れたい気分になってしまっている。
「ローションとゴム、準備してます…っ」
全然気づかなかったが、浴室の隅にその二つが置かれていた。初めからやる気満々だったのか。そんな準備がいいと本来萎えるはずだが、自分のものは腹に付くほど勃っている。
「あっうんっ」
男同士の行為は何となくは知っている。ローションを手に纏わせて、白いお尻の間を撫でると、中指を差し込んだ。
森くんが慣れているのかは知らないが、俺の知る限りではけっこうきつい。入り口を広げるようにかき回すと、尻が揺れて、浴槽のお湯がさらに零れた。
最近のコメント