バズる?!無人島トライアングル (Page 4)
(やばっ、こんなとこで…!どっかいかなきゃ……あーーでもうごけねーー!!)
心とは裏腹に身体がほてっていく。
耳が熱い。
どうしようかと、頭がグルグルし始めたところで不意に背後から羽交い締めにされ、引きずられながらリビングを離れた。
*****
あまりに急なことに驚きはしたものの、「お前、何やってんだよ?」と、耳元でケンショウの声がしたので、おとなしくされるがまま引きずられて行った。
キッチンまでやってくると、ケンショウは腕を離して呆れ顔でミネラルウォーターのペットボトルを投げて寄越した。
「お前さぁ、デリカシーないにもほどがあるよ?ダメでしょああいう時近づいちゃ?」
「え…いやだって気づかなくて!つかケンショウさんなんで知ってんですか?」
「何、気づいてなかったの?」
「ユウタと、リョウマさん仲良いな〜ぐらいで…いやまさか」
「…いや、お前ほんと鈍感だな。知ってたけど」
」
「…」
「あー、しかもお前なに?感じちゃった?」
「えっ?!?!いやっそんなっ!!」
「いやいや、見りゃわかるぞ〜?」
「やめてくださいよっ!しょうがないじゃないですか!しばらく抜いてないんだしっ!!他人の生濡れ場なんて初めてでっ!」
「…!っだよな〜そうだよな〜!うんうん。じゃあこうしよう♪オレに任せなさい!」
言うが早いか、ケンショウは半勃ちになったオレの股間を握りしめると、そのままテーブルまで追いやった。
「あっ、ちょっと!ケンショウさん!!やめてくださいって!今マズいんで!!」
「大丈夫だって!だからコイツのことはオレに任せろって言ってんだよっと」
ケンショウに胸を押されて、テーブルの上に背中をつけて転がされると、ケンショウは俺の水着兼用のズボンをするりと下ろし、剥き出しになった股間を直に握り込む。
「うわっ!なにやってんすか?!さすがに冗談キツイっすよ!!」
「冗談じゃなくて、任せときな?イイキモチにしてやるだけだって」
そういうと、ケンショウは躊躇なく俺の半勃ちペニスを口に含み、舌を絡ませるように吸い上げてきた。
「ひあっ!!ちょっ、ちょっと?!ケンショウさん!あっ、マジっ?あんっ!」
「あれ?気持ちよくねぇ?」
一瞬で、膨張して完勃ちになったペニスを前にして気持ちよくないなんてわけがない。
「いや、気持ちイイすけど…ってそうじゃなくて!急に、こんな…」
「急じゃねぇよ?散々アプローチしてんのに、お前全然見向きもしないと思ってたけど、やっぱりただの鈍感ヤロウだったか」
喋りながらも、ペニスに吸い付くのを止めはしなかった。
筋裏あたりに歯を当てられて、ねっとりと絡まる舌の熱さに、もはや射精以外の選択肢は今の俺には残されていないように思えた。
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