変態ワンコと夜の公園散歩 (Page 2)

「やっぱり卓くんにしてほしい…」

 潤んだ瞳でお願いされても、するわけないだろう! と言ってしまえばいいのに、俺。

 手を引かれてそれを握らされてしまえば、彼が気持ちいいようにしてあげたくなってしまう。

「ね?」

 こんなに変態なのに、理来が大好きすぎるんだ俺。

「うっ…。わ、わかった…」

 とても不本意だが、彼のものを手で包んで扱いてあげた。いつだれが通りかかるかもしれないこの公園で。

「ふぁ…、そこ好きぃ…」

 裏筋をなぞったり先の部分を刺激したり、先端を指先でグリッとしてあげると、ビクビク震えながら先走りを溢れさせる。

「ここも好きだよね」

 亀頭を撫でると一際大きな声を上げて喘いだ。そのまま親指で割れ目を押し広げるように刺激しながら、全体を激しく上下に動かしていく。

「あぅ、イっちゃいそぉ…卓くんの手でイクところ見てほしい…」

 そう言いながらも腰が揺れている。もうすぐ達してしまいそうだ。もう少しでイけそうだというところで、彼の手は俺の動きを止めた。

「やっぱり、卓くんの手じゃなくて、これでイかせて」

 彼は俺の股間に手をやると、ゆっくり擦り付けるように撫でてくる。そうされる前から、そこはすっかり勃ち上がってしまっていた。

「お尻に入れてほしいな…」

 そんなことを言われても困るのだが、興奮しきった彼にねだられると断れない。俺は自分のベルトを緩めてファスナーを下ろし、下着の中から自身を取り出す。

「ん…すごいおっきくなってるね」

 嬉しそうな顔でまじまじと見つめられて恥ずかしくなった。

「…あんまり見ないで」

「だって、いつもより大きい気がして」

 そりゃ、恋人が自分の前でオナニーするところ見せてくれたり、外でイこうとしたりしたらこうなるに決まってるじゃないか。

「…入れるよ」

 理来を木の幹に手を突かせて、後ろから挿入した。

「んっ、すご…奥までくる…」

 ゆっくりと全部入れた後、一度動きを止めて息を整える。落ち着け。ここは外なんだぞ。近所迷惑になりかねない。冷静になれ、自分。理性を総動員させて衝動を抑えていたのに、理来が急かすようなことを言う。

「いっぱい突いてぇ」

 言われるままに、奥を何度も突き上げる。その度に中がきゅっと締まった。理来は気持ちよさげな吐息混じりの声を上げ続けた。両手で腰を掴み、思い切り打ちつける。パンッと肌同士がぶつかる音が響くほど強く突き上げるたび、理来の声も大きくなっていく。

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