僕の彼氏は可愛すぎる玩具に嫉妬する
鈴木圭吾は夕飯の食材を買いにスーパーに行ったのに、かわいいお菓子と間違えて、大人の玩具を買ってしまった。一人しかいない部屋で言い訳をするのだけれど、圭吾も大人の男。興味本位で早速使ってしまう。自分の部屋で一人でしていると、いつの間にか帰ってきた恋人の洋一に見られていて…。
僕、鈴木圭吾は初めは何もわからずに買っただけだったんです。近くのスーパーでおしゃれに並べられていて、何かのお菓子だと思って買っただけなんです。それが大人専用の玩具だったなんて。
「パッケージもかわいいじゃん!」
僕は誰もいない部屋で、今日の夕飯の材料と共に袋に入れられているソレに向かって叫んだ。
「お菓子だろうと思って、洋一と一緒に食べようと思ったのに」
洋一とは僕の彼氏である。会社の先輩で、歳は僕より五歳年上の三十歳。
「これじゃ一緒に食べるじゃなくて、一緒にプレイしましょうじゃんっ」
袋の中のソレに向かってひたすら叫んでも意味がない。とりあえず、食材を冷蔵庫にしまわなくては。
「どうしようかな、これ…」
買ってしまったものは仕方ない。いつも行くスーパーで間違えて買ったので返品してください、も恥ずかしい。食材をすべてしまい終わると、異様に手にフィットするカラフルなソレを持って考える。
「うん、まあ…」
まあ、僕も男だからね。ソレに興味がないといえば噓になる。返品できないなら、使ってあげていいかもしれない。今日は残業で洋一は遅くなるって言っていたし。
「どれ…」
カラフルでお洒落なラッピングをぺりぺりとはがすと、パステル色のソレが出てきた。可愛くて美味しそうな見た目に騙されてはいけない。例の穴を覗くといい感じに凹凸がぎっしり並んでいる。ちょっとえげつないな、と思いつつも生唾を飲み込む。
「うん…、ちょっとくらいいいよね…」
自分の部屋に入り、誰もいないはずの部屋を本当に誰もいないか見回した。当然いないのだけれど。
「ふう…」
ベッドに座り深呼吸する。そっとズボンの前を開けると自分のモノを取り出した。情けないが、もうすでに少し勃ちあがっている自分に呆れてしまう。
「よし」
勃たないと入らないかと思ったけど、先端をソレに当てるだけでさらに固くなった。もうそこまできたら躊躇うものはなく、ゆっくりと自分のモノをソレに挿入していく。
「うっ…、久しぶりの感覚…」
僕は洋一に入れられる方なので、自分のモノを使うことはほとんどなくなってしまった。突きながら洋一が扱いてくれることもあるけど、中の凹凸が結構しっかりしてて、手だけでは得られない快感が堪らない。
「んっ…ふぅ…」
奥まで入れきると、ゆっくり引き抜いていく。そしてまた押し込んで…。最初は恐々動かしていた手の動きは徐々に激しくなっていく。
「あっ…やばぃ…気持ちいっ…」
さすが大人の玩具。今まで感じたことのない刺激を与えてくる。しかも自分で動かさないといけないから余計に興奮してしまう。
「あんっ! そこぉ…いいっ…」
だんだん手を動かすスピードが上がる。その度に穴の中の突起物がごつごつぶつかってきて、それすらも気持ちよく思ってしまう。
「ああぁっ! イクッ!」
ビクビク震えながらも必死に手を動かし続けた。
「…圭吾、ソレ気持ちいい?」
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