明治将校と従卒の濡れ事
時は明治。陸軍下士官である井口は、上官である堀江大佐の従卒をしていた。従卒の仕事は上官の身の回りの世話。掃除洗濯、食事の用意。忙しい上官に代わり、その職務をこなしていく。常に上官のそばにいる従卒は、上官と身体の関係になるのは必然だった…。
時は明治。帝国陸軍下士官である私は、同じく陸軍大佐である堀江大佐殿の従卒の職務についていた。
従卒の仕事は主に大佐殿の身の回りの世話である。掃除洗濯、食事の用意や靴磨きまで。職務で忙しい彼にかわり、それらの雑務をこなす。
「井口、貴様の飯は妻が作るより断然うまい」
兵営の台所で作った飯を美味しいと言って食べてくださる。尉官以上の将校には兵営に自室を持っている。堀江大佐殿は身分の高いお方で、広い自室に私の部屋も用意してくれていた。
「これからも頼むぞ、井口」
「そう言って頂けて作り甲斐があります」
兵士として国を守るため陸軍に入った。先の戦争にも参加した。次、いつ戦争に駆り出されるのか分からないが、大佐殿との一時の平穏が幸せだと感じる。
「今日は家に帰らないから、井口もこの部屋で寝なさい」
「奥様はよろしいので? 最近兵営に泊まられてばかりですが」
大佐殿は食事を終えると、食器を執務机の端に寄せた。私はその食器たちを片そうと手に取ったが、堀江大佐殿に止められた。
「それを片すのは明日でかまわない。こちらへ」
手を引かれて、椅子に座る彼の膝を跨ぐように座らされた。腰に腕を回され引き寄せられる。
「食事がうまかったから、今度は貴様を味わいたい」
腰から尻に彼の手が移動し、両手で二つの丘を揉みしだかれた。
「大佐殿がここに泊まられると聞いてから、私も期待しておりました」
そう言うと、片手が頭の後ろに回された。彼の顔へ引き寄せられ、唇を塞がれる。大佐殿の蓄えられた髭がくすぐったい。
「井口、貴様はかわいらしいな」
「そんなことは。私ももう年増ですので…んぅっ」
口付けの合間に、大佐殿は私を甘やかしてくる。口を吸われながら、軍服のボタンを外され腕から抜かれた。汚れるのもいとわず、床に投げ捨てられた。
次に襦袢の前を開かれ、胸元に手を差し込まれた。乳首を摘まれ捏ねくりまわされる。もう片方の手は軍袴の中へと侵入してきた。褌越しに性器に触れられ、そこはすでに硬く先走り汁も出始めていた。
「あぁ…大佐殿…」
「いい声を出すようになったではないか」
堀江大佐殿との同衾を重ねるうちに、身体は彼の愛撫に慣れていってしまった。最初はうまく快感を得ることができなかったが、今では淫乱な女と変わりない。
最近のコメント