ご主人様との性生活はとても充実しています。

（…た、つや…さ、ま…）
こんなにも熱っぽく見つめられて、こんなにも甘い声で囁かれて――。
そんな瞳で見つめられたら、おかしくなってしまう。

「…たつ、やさま」
「ああ」
「お、れ…」

この人に逆らえない。
逆らうなんて、考えられない。
だって、俺をこんな風にしたのは、貴方なのに。

「もっと、してくだ、さい…」
「何がしたいんだ？ 言ってみろよ」
「こ、ここを、さわってください…！ あッ、うぁ、あっ！」
「可愛い奴だな……お前は」

そう言いながら達也様は俺の乳首をきゅっと摘まんできて、俺はまたビクンと体を跳ねさせる。

「ひゃっ、あぁっ、ンっ」
「気持ち良いか？」
「はいぃ…っ」
「なら、もっとしてやるからな」
「んっ、ふぅ、あうぅっ」

両方の乳首を同時にクニクニされて、気持ち良すぎてもう何も考えられなくなる。

「瑞樹、好きだぜ」
「おれもぉ、すきですっ、だいしゅきぃ…っ」
「…」
「あァっ！？や、だめぇっ！ そこ吸っちゃダメェ！！」
「どうして駄目なんだ？ ここはこんなになってるぞ？」

達也様の指は意地悪だ。丸く円を描くように乳首の周りを責められる。

「だってぇ、すぐイっちゃうからぁっ！ アアッ！ イクッ！ イッちゃいますゥウウッ！！！」

プシャップシャッ！ 噴水のように勢いよく噴き出す液体を見て、達也様は満足げに微笑む。

「おっぱいだけで潮まで吹いて、エロいなぁ瑞樹は」
俺の体をこんな風にしたのは達也様だ。

「ごめんなさ…っ、でも、きもちよかったんです…っ」
「謝ることじゃない。ほら、もっと気持ち良くなりたいだろう？」

そう言うと達也様は、今度は後ろの穴に手を伸ばしてきた。
そこは排泄器官であると同時に性器でもあるらしい。だからセックスする時は女と同じように濡らす必要があるそうだ。

そして今はローションを使って中を解されている。

「あ、あっ、そっちも触るんですね…」
「嫌なのか？」
「いえ…うれしいです…」

達也様に触られていると思うだけで、すごくドキドキした。

「ああ、んっ」

達也様の指先が時々俺のイイトコロに触れる。その度に身体中に電流が流れるような感覚に襲われるのだ。

「ここが良いのか？」
「はい…っ」
「じゃあ、いっぱい弄ってやるからな」
「えへへ…嬉しいです…」
「可愛い奴め」
「あひっ！」

ぐりっと前立腺を押し潰され、俺は悲鳴を上げる。

「やぁあああっ！！ それすごいぃいっ！ おかしくなるぅうううっ！」
「いいぜ、好きなだけ狂えば良い」
「はいぃっ！ ありがとうございますぅうっ！」
「本当に可愛いな……お前は」
「ああ～っ！ またいくっ！ イッちゃいますぅうっ！」
「何度でもイケば良い」
「はいぃっ！ イキますぅっ！ イックぅううっ！！」

瑞樹はビクビク痙攣しながら絶頂を迎える。

「たつやさまっ、いれてくださいっ、もう、ほしいですっ」
「焦るなって。今入れてやるからな」
「はいぃっ」

ずぷり、と一気に奥まで突き入れられる。それだけで軽く達してしまったようだ。