今夜もずっと君のもの (Page 5)

ノエルは一旦指を抜いて、下着を脱ぐと俺の顔の方に下半身を向けた。
立派に反り勃っているノエルの自身が俺の目の前に晒されている。ソレを片手でソッと包んで、口の中に含んだ。
半分も入りきらないサイズのソレを、舌を絡めながらズポズポと前後してやると、下の方でノエルの無遠慮な喘ぎ声が聞こえた。

「ああっあん。はぁ…いいよ、ショーイチ。上手だ。ああ…いい、いいよ…」

ワザとらしいぐらいの声に最初の頃はなんだコイツと思ったけど、ノエルは感情表現がオーバーなだけで、演技をしているわけじゃないというのはすぐにわかった。
今じゃ、その声を聞くと俺も嬉しくなってしまうぐらいだ。

再び俺のナカへと挿入された指は3本に増えていた。
俺の口の動きに合わせるみたいに、ノエルも俺のモノを口に含んで動かしてくる。
先にイカされたくないと思って、ノエルを気持ちよくさせることで頭をいっぱいにしてるのに、俺のナカで暴れるノエルの指が、ある場所を執ように責めてくるから一気に身体が昇りつめていってしまう。

「あっあああっやっそこ…っイク、からっ…」

「んっイイコ。イッていいんだよ、ショーイチ」

ブンブンと首を振ってもノエルがそれを止めてくれるわけもなく、指の腹で快感の中心みたいな場所をググッと押されて、あっけなく俺は果てた。
熱いノエルの口の中に白濁を吐き出している俺の自身と対象的に、ノエルのモノはガチガチになってはいるもののまだ余裕そうだった。

「あっ…また俺が先にイッ…て」

力なくそう言うと、クスクス笑ってノエルは俺の上から身体を離した。

「いいじゃん。僕は嬉しいよ。先にショーイチがイッてくれるの」

「そりゃお前は気分いいだろうな。俺は…」

クルッと身体を半回転させて、ノエルはそのきれいな顔を俺の方に向けてペロリと濡れた唇を舌で拭った。

「ショーイチのフェラは気持ちいいよ。でもね…」

そう言ってからノエルは俺の尻肌をスルリと撫でた。

「このナカ、もっと気持ちいいんだもん。だからイクの我慢してるの」

シモの話をしているとは思えないほどのキラキラした笑顔を見せられて、頬がひきつった。

「お前…そんなこと口にするの恥ずかしくない?」

「全然?だってショーイチしか聞いてないのに、なにが恥ずかしいんだよ?恋人なのに」

当たり前みたいに言われるたび、心がくすぐったくなる。
男なのにお姫様にされたような、そんな気になるのだ。

俺の片足を肩にかつぐようにして、ノエルはナカへと腰を沈めてきた。
ズズズ…と深く挿入っていく感覚は、何度経験しても腰のあたりがゾワゾワする。

「あ…う、んんっ」

「ああ…熱い、ショーイチのナカ、すごく熱いよ。ああ…すごい、絡みついてくる…」

挿入っている箇所を腹の上からスリスリと撫でて、愛おしそうにノエルは甘い吐息を吐いている。

「ショーイチのナカは、僕しか知らないよね?」

「ん?そりゃそうだろ」

「この先もずっと…だよ?」

「お、おう?…っん、ひぁっ――!」

そう応えたらそれで満足できたのか、ノエルは腰を動かしだした。

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