リメンバーセブンティーン (Page 2)
「はぁぁっ…んッ」
内臓が押し上げられる感覚と同時に、晃平の熱が粘膜から伝わった。
熱棒がミチミチと肉壁を割る。
俺は少し顔を上げ、こっそりと晃平の表情を確認した。
晃平は自身の腹にピタりと密着する、勃起した俺のペニスを見つめていた。
「…お前なに見てんだよっ…萎えちまうぞ」
晃平は何も答えず、俺の腰に手を回した。
*****
晃平とは高校の同級生だった。
むさ苦しい男子校の中で、晃平は一際輝いて見えた。
清潔感のある短髪、育ちのよさそうな白い歯、長身ですらっと伸びた手脚。
野球で鍛えた肉体は均整が取れていて、腕や首に健康的な日焼け跡がある。
その上、真面目で人望もあり、嫌味なくらい誠実な奴だった。
2年で同じクラスになると、俺はすぐに晃平に心惹かれた。
この恋は誰に知られることもなく、ただいたずらに時間だけが過ぎていった。
卒業後、俺は地元の役場に就職し、晃平は大学進学のためこの田舎を出た。
それでも晃平は律儀に毎年必ず帰省し、そのたびに俺たちは一緒に朝まで酒を飲む。
今年は出会ってからちょうど10年で、晃平が地元を離れてから8年目の夏だった。
「なぁ…ぁっ…俺たち…今年はどうしちゃったんだろうな…」
腰を揺らす俺を見上げながら晃平がつぶやいた。
「今年は…ちょっと飲み過ぎたんだよ…そんだけだ…ぁあっ」
晃平の太い陰茎が、肉壁を擦り上げる。
腰を揺らすたびにカリが粘膜をえぐった。
「成海とこんなことになるなんて、17の俺に教えてやりたいよ」
「ぁんっ…わかってたらお前…それでも俺と親友になったか?」
「…なったよ」
そう言うと晃平は唇を舐めた。
「ははっ、嘘が下手なやつ」
「うるせぇ」
晃平は俺の腰を掴むと、下から突き上げた。
「ああッッ…晃平…ッはげし…い…っんはぁああっ」
晃平に責め立てられるたび、自分のペニスから我慢汁が飛沫を上げた。
「成海、エロ過ぎ…」
「ばかッ…デカくすんな…ああッッ!」
晃平のペニスがドクンっと脈打ち、鎌首がさら持ち上がった。
突き上げられた最奥がヒクヒクと伸縮し、俺は晃平の首にしがみつく。
今夜のために、しこたま飲ませた酒の匂いがした。
切な...
泣かせにくるスケベ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
モナミ さん 2020年12月15日