パンドラの部屋 (Page 3)
「わ!チャイナドレスじゃん、すっげぇスリット入ってる!メイド服も…って女装ばっかりかよ!」
最早、本当に楽しみ始めている響はコスプレ衣装を一着ずつ見てはコメントを残している。
俺も、用意されたまだ使ったことのないものたちに興味がないわけではない。
赤くしっかりとした縄を持ち、響に言葉を投げた。
「メイド服いいじゃん。これも使ってみようぜ」
「ははっ!奏馬もノリノリじゃん。いいよ!こんな機会そうないからね」
少しは抵抗するかと思ったけれど、ためらうことなく俺が渡したメイド服をあっという間に着てしまった。
元々細身であまり背も高くなく、中性的な見た目だからか、よく似合っていて思わず見惚れてしまった。
「へぇ…似合うじゃん…」
頭の上からつま先まで、じっくり舐めるように眺め、膝上丈のスカートから伸びる白くすらりとした脚に手を伸ばした。
膝から内ももをなで上げ、その肌触りを楽しむ。
「っ…はは…これ、背徳感ヤバいね…」
「確かに…悪いことしてる気分になるな……響、腕を上に上げてみろ」
スカートの中に手を侵入させ、内ももから布越しに脚の付け根まで指を這わせて楽しんだ後、俺の指示通りに腕を上げた響の腕を縄で縛り始めた。
ハンガーフックにその縄を引っかけて腕が下がらないように固定し、まだまだ長さの残っている縄で首輪のように結ぶ。
よく見る緊縛のような器用な結び方はできないけど、これはこれでそそられる。
そして、さらに首から胸元にかけて緊縛の中でもポピュラーな亀甲縛りを記憶をたどって真似をするように結んでいき、最後は脚の付け根を囲うように結び終えた。
そうすることにより、スカートがまくれ上がってかなり恥ずかしい状態になった。
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