結婚しませんか!? (Page 3)
「名前呼ばれてイっちゃった?」
ハルトは手に付いた精子をぺろっと舐めた。その顔は完全にスイッチの入った顔だった。
「俺もイキたい」
そして俺の後ろの穴に自身を沈める。
「ああああんっ!」
イッた直後の体に急に刺激が与えられ俺は全身が震えた。
「あんっ…あっ、ああっ」
ガツガツと腰を持たれながらハルトに奧を突かれる。余裕のないハルトの顔に俺は興奮した。
「ハルっ…好き…」
「なにそれ、超かわいい」
するとハルトはさらに股間を大きくした。これ以上大きくなられると困る、俺は本気で思った。
「ごめん、もう出るっ…」
「んっ、おいでっ」
俺がそう言うとハルトの股間が俺の中で跳ねたのを感じた。どうやら中でイッたようだった。
「悪い…風呂連れてくわ…」
ハルトは体を起こし、俺の頭をなでながらキスを小さく落とす。
「ん…これから毎日こんな感じ…?」
「新婚だもんな」
ハルトはニヤッと笑いながら言う。新婚…その言葉に俺は顔が熱くなる。一緒に暮らすとは思っていたがまさかハルトが一生を添い遂げようと思っていてくれたなんて。
「ど、どうした?泣くほど痛かったか?」
俺は勝手に出てきた涙を手で拭う。
「ううん、ハルトが好きだなって思っただけ」
「…なんだそれ、後でもっと泣かせてやるから覚えておけよ」
急な2回戦の宣言に俺はクスッと笑う。何も心配することはなかったんだ、ハルトと出会えて本当によかった。俺は一生を共にしようと心に誓うのだった。
Fin.
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