君が見つけたから

・作

人と話すのが苦手で大学で友達もいないショウゴは、いつも気配を殺すように過ごしていた。ある時、自分とは正反対の派手な見た目のユウセイがショウゴの前に現れる。ユウセイは眼鏡を外したショウゴの顔が好きだと言い、体の関係を求めてきた。

ガヤガヤした食堂の隅っこで1人、作業的に昼食を済ませてショウゴは席を立った。

うつむいて、気配を殺すように歩いていたショウゴの正面から、にぎやかしいグループが近付いてきていた。進行の妨げにならぬようにとショウゴは端に寄って、彼らが通り過ぎるのを待った。ショウゴの前を通り過ぎる寸前、グループの1人が手に持ち替えようとしていたリュックサックが、ボフン、と肩にぶつかる。

カチャン、という音ともに、ショウゴの眼鏡が床に落ちた。リュックサックの相手はぶつかったことに気付かない様子で楽しげに笑っている。

だがそのとき、彼らのグループの中に居た、1人の男がピタと立ち止まり、きびすを返すとショウゴの目の前までやってきた。

ショウゴがノロノロと眼鏡を拾おうとするより早く、男が眼鏡を拾い上げる。うつむき加減で目線だけを男に向けたショウゴは一瞬目を見開くと、慌てて男の手から眼鏡を奪い取って装着した。

「気を付けてね」

男は穏やかな声でそう言うと、ショウゴに背を向けグループへと戻って行った。

「ユウセイ、何してたんだ?」

グループの1人が、そう、男に聞く。

「いや、何でもないよ」

ユウセイ、と呼ばれたその男はそう答えてヘラリと笑っていた。

その日の午後。大学校舎内の、人気のないフロアにある1室では、長机に押し倒されたショウゴと、彼を組み敷くユウセイがいた。

ユウセイはショウゴのシャツのボタンをプチプチと外していきながら声色だけは穏やかに、彼に話しかける。

「眼鏡、人前で外さないようにって俺、言ったじゃん?」

「…あれはっ、外したわけじゃなくてっ」

眼鏡姿のショウゴは、頬を赤らめて必死で反論する。

「何?言い訳?」

ショウゴのシャツのボタンを外し終えたユウセイは、ジトリと彼をにらむ。ショウゴが着ているタンクトップの下に手を入れて、膨らみのない胸をガシリと掴んだ。

ユウセイが胸を掴んだだけで、ショウゴはピクッと全身を硬くする。胸の先端は僅かにプクリと張っていた。それは、その先を知っている人間の反応だった。

「ひっ…やめ…っ」

ユウセイが指の腹で、先端の突起をこするようにして撫でれば、眼鏡の奥の瞳を潤ませてショウゴはブルブルと首を横に振った。ニヤリとユウセイはほくそ笑む。

「ヤメテ…ほしくないくせに」

言いながら、ユウセイは人差し指と親指で、赤みを増してきた突起を摘んでクイッとねじりあげる。

「やぁっ…、も…誰か来たらっ困るから」

「何言ってんの?この半年で、俺以外の人間が来たことあるっけ?」

クリクリと胸の先端を刺激されて、そこに電気が走るような感覚に襲われる。目をぎゅっとつむってその刺激に耐えながら、ショウゴは初めてユウセイがここに来た日を思い出していた。

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