攻めるのは俺だ! (Page 7)
「もうこれ以上は無理だ。入れるぞ」
切羽詰まったような亮の言葉に、俺は心臓がドキドキするのが止められなかった。
フェラのときに見た亮のデカいペニスが、俺の尻穴に入ることに全く不安や恐怖がないわけじゃないけど…
「いい…よ、入れろよ…」
それ以上に俺も早く亮と一つになりたかったから、チラッと亮の方に視線を向けながらそう言うと、亮のモノが一気に俺のナカに入ってきた。
「あぅっ!」
「おまえなぁ、これ以上俺のこと煽るなよ」
別に煽ったつもりはない。でも、亮は完全になにかのスイッチが入ってしまったのか、俺が亮の質量に慣れるのを待つことなく、いきなり激しく腰を揺らしはじめた。
「あっ、あぅ…あっ…はぁ…」
準備がよかったお陰か痛みはあまり感じなかったけど、圧迫感がすごくて俺は苦しさに喘いでいた。
だけど、それは長くは続かなかった。
亮はすっかり俺のイイトコロを覚えたらしく、太いペニスでソコを抉るように突いてきて、その瞬間全身に快楽の電流が迸った。
「きゃぅっ!あんっ…アアアアンっ!」
あまりにもの衝撃に俺はすぐにイってしまい、意図せずに亮のペニスをこれ以上ないくらいにしめつけた。
すると、亮も「くっ!」と小さく呻き声をあげて、俺の体内に熱い精液を放った。
初めて全身に感じる愛しい人の熱を感じながら意識を失いそうになったけど、まるでそれは許さないといわんばかりに、すぐに固さを戻した亮が再び動き出した。
「あんっ…ちょっ…亮!なにして…」
「これで終わりだと思うなよ。今夜は寝かせねぇから、覚悟しろ」
ぶっちゃけ一回目終わっただけで俺はかなりクタクタだ。
それなのに、これを一晩中続けられたら…そう考えるだけで、俺は顔ざめた。
「ちょっと待て、それは…やああああっ!!」
それはさすがに俺の体力とかもろもろがヤバいことになる…そう言葉にしたかったのに、亮がさっそく俺のイイトコロを攻めてくるから、あっというまに俺にもスイッチが入ってしまって…
その後は、亮の宣言通り一晩中俺は抱かれ続けた。
*****
今回、俺は完全に受け側になってしまったが、まだあきらめたわけじゃない。
激しく亮に抱かれてぼんやりする意識の中で、今度は俺が攻めになって亮を抱いてやるんだからな!と密かな決意を胸に秘めていたのだった。
Fin.
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