元教え子の行為と好意を跳ね返せなかった高校教師の後悔 (Page 4)
呼吸の制限が厳しくなって苦しいらしく、赤崎の表情が歪んでその目には涙が薄く浮かぶ。
しかし彼の喉奥に鈴口が当たる度、悠作の怒張はドクドクと脈打った。
挙句には、先走りまで滴らす始末だった。
「もう、やめっ…!」
悠作は先を続けようとしたが、不意に陰茎へ吸い付かれてずるっと抜き出されたときのうっとりする感触が言葉をはばんだ。
「やめないです」
口角から垂れる唾液を舐め取りながら立ち上がると、赤崎はリクルートスーツのスラックスに手をかけた。
ベルトを緩めてファスナーを下ろし、下着ごとスラックスをずり下げて下半身を剥き出した。
悠作の目の前で露出された下半身の中心部も、緩く天井を向いて欲情を示していた。
下半身は裸で男性器を勃起させ。
上半身はカッターシャツの第一ボタンも閉じてきっちりとネクタイまで閉め。
「悠作さん」
そんな倒錯的な姿で迫られ、うっとりした声で名前を呼ばれるとそのまま体にまたがれた。
小さなスペースから外れて落下しないよう、赤崎に腕を回されてそのまま抱き寄せられる。
そして唇を耳元に寄せられると、うっとりした声のまま悠作の鼓膜をそっと振動させた。
「僕と道連れになってください」
浮いていた腰が徐々に落とされ、完全に起立した性器が赤崎の体内へ埋もれていく。
「はぁっ…んっ」
埋めていくほどに赤崎の唇からは、熱くかすれた喘ぎが零れ出した。
「っ…!」
「悪くない感覚、じゃないですか…男の中に、入るのもっ…んっ」
「…早く、抜けっ」
「いや、ですっ…」
懇願を拒否されると、赤崎の中に残りの陰茎部がゆっくりと飲み込まれていく。
まるで処女のようなキツく絡みつかれる感覚。
まるでローションでも仕込んでいたかのような熱く濡れた感触。
飲み込まれるほどに赤崎の肉が、悠作の理性を奪っては快楽で支配していった。
「僕の中が悠作さんで満たされていく」
目の前に居るのは悠作の知る、真面目で優秀な赤崎隼士ではなかった。
本能のままに。
そして本気で惚れた相手へ純粋かつ情熱的にアプローチする、健気な赤崎隼士。
そんな彼の姿を見るのは初めてだからか。
赤崎のその姿は、悠作の心に強く突き刺さった。
「ひぁっ…!」
先端部が硬い何かに擦れたと悠作が自覚すると同時に、静かながらも赤崎の口からは甲高く濃厚な甘さを持った声が漏れ出した。
気付けば悠作の下生えが、赤崎の尻肉や太ももの柔らかな肉を撫でるまでに密着していた。
「悠作さんのが全部、入りました…僕の中に」
少し震えた不安定な声調に悠作が目線を上げると、そこには瞳からポタリと涙を溢す赤崎の顔が映った。
「すごく、幸せです…」
そう言った赤崎の瞳からは涙がまた零れ出す。
「…動きます。何かあったら、言って、ください…」
内壁が侵入物になじんで締め付けが緩んだ隙に、赤崎に動かれて悠作はゆるゆると陰茎を擦られた。
「悠作さんの…熱くて、硬いっ…はぁっ、ぁっ」
2人の体を乗せる机やその周辺の机が、予測不能な体重負荷でガタガタと音を立てて定位置から少しずつズレる。
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