エッチ中に恋人に声を出してほしい男VS絶対に声を出したくない男
順風満帆な人生を謳歌しているカケルは、一つ悩みがあった。それは、恋人が行為中に声を我慢すること。カケルはしびれをきらし、言葉責め・焦らし・強い快感などで勝負をしかける!行為中恋人に声を出してほしい男・カケルと、絶対に声を我慢する男・リュウタの愛の攻防戦が始まる。
俺の名前はカケル、25歳。
上場企業に勤めている営業マン、まあそこそこ成績も良い。
大学時代に出会った可愛い恋人・リュウタもいて、生活も仕事も順風満帆。
しかし、俺にはひとつだけ悩みごとがあった。
それは…。
*****
「――っ。…んっ」
『あのー、リュウタさん?何度も言ってるけどさ、なんで声抑えるの』
「…だって、やだから…あッ」
『ん~…俺は聞きたいなあ?リュウタの声』
「嫌なの!」
『ふ~ん…』
パンッ
「ーーーんぁッ…!」
このやり取りも、もう何度目だろうか。
俺の悩み、それは俺の恋人・リュウタが行為中に絶対声を我慢すること。
リュウタが嫌なら無理強いはしたくないけど、俺としては可愛い恋人が感じている反応をすべて知りたい。
いつもはこのまま終わらせていたが、俺は今日こそはと思い、色々と策を考えてきたのだ。
まず、いつも行為をする時は俺の家が多いが、今日ははじめてラブホテルに来た。
俺の家もそこまで壁が薄くないし、それはリュウタにも伝えているのだけど、真面目なリュウタのことだから、それでも近所迷惑を気にしているのではないかと考えた。
次に、今日はお互い休日の前の日。
次の日のことを考えずに、たっぷり時間をかけて行為ができる日を選んだ。
最後に、ネットで色々と調べたりして、男が気持ち良くなる行為を調べ尽くしてきた。
声を抑える余裕もなくなるぐらい、気持ち良くさせてしまおうということだ。優秀な営業マンのリサーチ力を駆使し、徹底的に調べあげてきた。
そのため、今日は場所・日程・内容も問題ないはず。
いつもより前戯を長くしたし、挿入も時間をかけてゆっくり、リュウタが気持ち良くなる場所を重点的に、時には焦らして徹底的に刺激を与えた。
…が。
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