酔うとHになる恋人に悩んでいます
真琴の一番の悩みは、恋人・恭一の帰りが遅いこと。今夜も酔って帰ってきた恭一に、真琴は浮気を疑う。そんなこととは露知らず、「酔うとシタくなるんだよね」と恭一は真琴を誘う。怒った真琴は苦手な酒を煽り、酔った勢いで恭一を攻めまくる…!嫉妬とブランデーは蜜の味!
深夜2時を回った頃、ようやく恭一が帰ってきた。
「おかえりなさい、恭一さん」
真琴が急いで玄関に駆け寄ると、ほろ酔い姿の恭一が驚いた表情で真琴を見た。
「真琴、お前まだ起きてたのか?」
「…連絡ないから心配してたんですよ。それに、恭一さんと一緒じゃなきゃ眠れない…」
真琴はすねたように口を尖らせると、上目遣いで恭一を見た。
「ははっ…そんな子供みたいなこと言って」
恭一は真琴の頭をポンとたたくと、バスルームに消えていった。
恭一と一緒に、酒と香水の匂いが真琴の前を通り過ぎていった。
真琴が恭一と暮らし始めたのは半年ほど前だ。
真琴はフリーのイラストレーターをしていて、恭一とは仕事で知り合った。
小さなデザイン会社を経営する恭一は、業界の中でも有名人で、真琴が学生の頃から一線で活躍している。
デザイナーの才能はもとより、長身で彫りの深い外国人モデルのような容姿でも有名だった。
憧れの存在だった恭一と、こうして一緒に暮らしていることに、真琴は今でも信じられない時がある。
自分が恭一に釣り合っているとは思えなかったし、そんな自分を恭一はなぜ恋人に選んだのかと、考えれば考えるほど不安になる。
それに、今夜のように酒と香水の匂いをまとって帰ってくることも、少なくはなかった。
「今日って、どんな飲み会だったの?」
真琴はバスルームから出てきた恭一に尋ねた。
「仕事連中との親睦会だよ。野郎が10人も集まったむさ苦しい飲み会だったさ」
恭一は笑いながら真琴の隣に腰掛ける。
その手にはブランデーのボトルが握られていた。
「恭一さん、まだ飲むの?」
「あぁ、なんか飲み足りなくってな」
恭一はそう言うと、グラスにブランデーを注いだ。
当たり前のように1つだけ用意されたグラスが悲しい。
下戸の真琴では晩酌の相手にならないと、遠回しに言われてしまったような気がした。
「お酒って、そんなに美味しいの?」
「美味いっていうか、ちょっとしたご褒美だな。こいつが働いた俺を労ってくれる」
恭一は美味そうに、大きな喉仏を上下させながらブランデーを飲み干した。
今夜の恭一は、やけにエロティックだった。
タオルを腰に巻き、濡れた髪をかき上げている。
酒を飲んでいるせいか、いつもより肌が赤らんでいて、真琴は思わず恭一の膝に触れた。
「なんだ?俺の裸を見て、ムラムラしたか?」
「ちがっ…恭一さんの裸なんて見慣れてるもん」
真琴は少しふくれて、恭一の膝に置いた手を引っ込めた。
恭一はその手をすばやく掴むと、自身のペニスが隠れるタオルの中へ導いた。
「ちょっと恭一さん…あっ」
タオルの下で、恭一の男根は硬く起立し始めていた。
真琴の指先に亀頭が押しつけられる。
先は熱く湿っていて、鈴口の割れ目がパックリ開いているのがわかった。
滴る我慢汁が真琴の親指にを通って、ポトりと革張りのソファに落ちた。
「俺、酒飲むとシタくなっちゃうんだよね…」
恭一はグラスとテーブルに置くと、真琴をソファに押し倒した。
「まっ…待って…恭一さんっ…んんッッ」
恭一の舌が唇を割って侵入してくる。
歯列をなぞるように動き回り、真琴に息を吸う間を与えない。
「んはぁっ…ぅんっ…」
ブランデーの香りと苦味が口の中に広がり、真琴は頭がクラクラした。
ブランデーフェラ
ブランデーフェラ…とにかくブランデーフェラすごい
匿名 さん 2020年11月20日