恋人がヤキモチ焼きで可愛いと思う平野さん (Page 2)
全く身に覚えのないことを責められ、普段ならあまり触らない乳首を執拗に責められる。
石田は男なら乳首なんか感じないと言い張って、最低限の触れ合い以外はしない男だ。
だというのに、今日はまず乳首を責められた。感度がいいとはいえなかった柔らかな皮膚に舌が這わされ、薄い唇が乳頭を挟み込む。
唾液を絡ませながら乳首にしゃぶりつく石田の姿を可愛いと思ったときから、明確な快感を拾うようになった。
立ちあがった乳首を指で捏ねながら、唾液まみれの乳首を音を立てて吸いあげる。
じわじわと、熱があがっていく。しつこく舐られるうちに乳首はどんどん敏感になり、喘ぎ混じりの吐息が漏れた。
「お前乳首で感じるんか、どんだけいじられたんだよ」
「ッ…ぁ、…馬鹿野郎、お前が触ってるからだっ」
「触られたら勃つのかよ」
赤く腫れ上がった乳首を左右同時につねられると痛みと快感に腰が跳ね、我慢汁が性器を濡らす。
乱暴に肩を掴まれて四つん這いにさせられたかと思えば、尻に冷たい液体がかけられた。
とろみのあるローションが割れ目を伝って内股を濡らし、まるで粗相をしたかのような不快感に眉をしかめる。
石田は不器用で、ガサツで、悪くいえばデリカシーがない。
しかし、平野はそんな石田の男らしさが好きだった。
最低限ゴムをつけてローションで濡らしただけの後孔に突っ込んでくるのはいつものこと。
今日はシャワーにも行かせてもらえず、まだ何の準備もしていない。
「石田、急にやったら切れるから…っあ…なんっ」
濡れた後孔に無機質なものが触れ、ぬぷっと音を立てて体内に押し込まれる。
指や性器とは異なる感覚に戸惑っていれば、浅い位置で振動を始める。
ローターが入れられたと気づいて驚きを隠せず、ベッドの上に逃げようとした脚を押さえ込まれた。
前立腺を掠めて震えるローターに嫌でも声が漏れ、力を込めるたびにローターが肉壁に押されて奥へ侵入してくる。
「あ、はぁっ…あ、っ……んんっ」
「こん中はどうやっていじられたんだ?しつっこそうなパパさんだったけどなぁ」
「っ…お、まえっ…、…ひっあ、ぁっ…わ、るく、いうな…っあぁ」
少しずつ奥に入り込んで肉壁をほぐすローターの振動にシーツが我慢汁で濡れる。
痺れるような感覚が強く、気持ちがいいのか痛いのかもよくわからないまま突然コードを引かれると、理解するより先に精液を吐き出した。
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