愛おしい年上彼氏 (Page 3)
「ちょっと、って、おまえ、っこれ……!」
「三日もお預けくらってたら嫁がかわいそうでさ」
耳元で低くささやかれ、肩がぞくりと震えた。
抵抗しようにも、いつの間にか両手首は自分のシャツでひとまとめにされていて、何もできなかった。
まずい、と焦った俺は白斗が喉の奥で笑った音を聞いて、抵抗は無駄だと知った。
「浮気してなかったみたいで安心したよ、連夜」
「ふ、ざけるな……!」
すっかり優位に立った白斗。
それもそのはず、白斗に暴かれた俺のそこは言い訳できないくらいに期待して赤く腫れあがっていて、飲み込もうにもよだれが止まらない。
自分でもわかるくらい目も潤んでいる。
「寂しくさせて、ごめんな、れん」
「……っん……」
顎を引かれ、無理な体勢を強いられながら、キスをする。
俺の腰に当たる白斗のそれも反応していて熱かった。
「少しなら、いい?」
「この状況で……焦らすな」
四つん這いの俺は腰を高く上げた。
俺の背中越しに笑う白斗の指が俺の口の中を混ぜ、熱い部分を密着させた。
額をフローリングにつけ、脚を開き、白斗の指がアナルに触れたことで、その先を期待した。
午前中とはいえ、暑い季節、シャワーを浴びもせずにセックスなんて最初から汗臭い。
だけど、そんなことはどうでもよかった。
本音をいえば、俺だって三日も白斗に触れていない。
寂しくないわけがなかった。
まさか、こんなところで脱がされることになろうとは思っていなかったけど。
「あはは、れん、かわいい」
「笑うな……っ」
キッチンに常備していたハンドソープを潤滑油に、俺のそこが混ぜられる。
シャワーも浴びてない体が準備できているとは思えないから、そこは白斗の思いやりが感じられたけど、「かわいい」は余計だ。
笑うのも余計だ。
「あ、そうだ」
何かを思いつく白斗に嫌な予感しかしない。
ガラッと冷凍庫が開けられ、音がする。
次の瞬間、アナルにヒヤリと冷たい感触。
「はっ、……あ!」
「俺もきもちい~かも、ねっ!」
ゴロゴロとした形の異物が、白斗の指でもペニスでもないものが穴に入ってきた。
体内がキュッと冷たくなる。
「れん、や……」
「あ、う、っあ……!」
氷はすぐに溶けた。
続いて入ってきた白斗は氷の冷たさを忘れさせるほどに熱く、そして大きかった。
「すっげ、久しぶり……」
「っは……三日、だろ、うが……」
「余裕じゃん……れん」
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