【悲報】飼い犬に童貞処女を奪われました! (Page 2)
「あぁっ!ろぉん…だめぇっ!!」
彼を煽ったのは確かに僕だけど、ロンは一度仕留めた獲物は離さない主義なのだ。包皮をズルズルと上唇と下唇で弄び、綺麗にしていたのか自信のない溝なんかもベロベロと舐められ、そのまま甘噛みされた。
「ひっうっ!!んぁっ…も、もうやめてよぉ…僕…ガマンできな…汚いの、出てきちゃうよぉ!」
彼にとっては、ふぐりを甘噛みするのも遊び程度の行為なのかもしれないが、僕だって男だ。一番敏感な急所を口に含まれ、左右に捩(ね)じられては、せき止めていたものが溢れてしまいそうになる。
「…亮太。俺、亮太の水、好きだから…このまま出せよ。人間ってのは、我慢すると身体に毒なんだろ?」
人の陰茎を頬張りながら口をもごもごと動かしたロンは、僕にそう告げたんだ。
「そんなのできないよぉ!僕、ロンに嫌われたくないもんっ!」
ロン――僕の飼い犬であるゴールデンレトリバーの彼は、えっちな飼い主を見て、どう思っているんだろう…僕自身だって、幼少期から引っ込み思案で、彼女の1人もできず、性への興味もなければ、自慰の仕方さえ知らなかったのに、彼と出会ってから破廉恥なことしか考えられなくなるなんて、思いもしなかったんだけど。
「亮太。俺は死ぬまで…いや、死んだってお前が好きだ。絶対嫌いになんかならねぇから、お前の出した水で潤してくれよ…」
彼はコバルトブルーの瞳で僕を見つめ、空いていた手の指を2本、新しい刺激が欲しくてぽっかりと口を開いていたお尻の穴の中へと挿し入れた。先程まで、薄いゴムで覆われた彼の巨大ペニスを飲み込んでいたそこは、何の抵抗もなく骨ばった指を受け入れていく。
「んぁ…ろぉん…それ以上ヘンなことしないでぇ…ホントにお〇っこ漏れちゃうからぁっ!」
陰茎はまだ彼の口内に入ったまま。ロンが次に何を企んでいるのか見当がつかない僕は、必死に彼の筋肉質な腕を掴んで止めようとしたのに…。
ぐちゅっ!
「はぅっ!」
肉が捲(めく)れる音が、夜中2時を回った部屋の中にこだました。階下にはお父さんや、お母さんが寝ているのに、僕はなんてコトをしているんだろう。人間の姿になっているとはいえ、飼い犬とえっちなんて――。
けど、ロンってばそんなことはお構いなしに、中に挿れた指をカギの形に曲げて、前立腺を刺激してきたんだ。
「亮太、スゲェよ…この前まで童貞で処女だったと思えねぇくらい、ア〇ルも直腸の中も感度上がって、締めつけてきやがる。前立腺なんかぷっくり膨れてきてんぞ。まだ完全に勃起してる訳じゃなさそうだけど、慣れてねぇから、ち〇こ張り裂けそうで痛てぇだろ…?だからガマンすんなって言ってんだ。早く俺に飲ませて、楽になっちまえ…」
“俺はお前から出るモンであれば精子だろうが、潮だろうがどっちでもいいんだよ”と淫らな言葉を述べた。
とどめとばかりにカリ首から亀頭、そして裏筋までを舐め回し、吸い上げる。
「ひぁぁぁああんっ!!」
自分の中の何かが弾ける。下に両親がいるとかいないとか関係なく、嬌声を上げた僕は、ロンの口内で大量の精子――ならまだよかったのに、お漏らしをしちゃったんだ。
「ロ…ン…」
あまりの出来事に眩暈(めまい)がして、顔を上げられずにいると、彼はゴクリと喉を鳴らし、僕のを飲み込んだ。
「うまかったよ、亮太。俺は子種を注いで犬に戻っちまうより、人間のまま隣にいて、お前を揶揄(からか)う方が性(しょう)に合ってるかもな」
雄犬であるロンは、自分だけで発情することはない。彼を発情させているのは、僕自身なんだ。
ただの飼い主と利口な犬。その関係に変化が訪れたのは、ほんの数ヶ月前、初めての失恋を味わった日まで遡らなきゃならない。
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