飼育員さんのお仕事
飼育員さんのお仕事は動物さんたちのお世話をすること。もちろん、下の世話も…ね。飼育員の田中は就職して数十年、ベテランと呼ばれる年頃だ。今日も担当のライオンくんことレオくんのお世話のために飼育小屋へと向かう――。
俺、田中はこの”わくわく動物園”に就職して両手を越えるベテラン飼育員というやつだ。
ここは最近遺伝子の変化で生まれた人形の動物、ケモノの世話をするための半ば研究施設に近い場所である。
俺も何人かの担当をしているが、どいつもクセのある奴らだ。
今日は最近新たに割り振られたライオンのケモノ、レオくんのお世話をする仕事だ。
*****
「そら、レオちゃんやい。来てやったぞ」
「あ、田中さーん!」
レオくんはライオン、すなわちネコ科なので2mくらいの巨体の癖に人懐っこい。
これで研究者が一人怪我を負うくらいには激しいスキンシップが多いのが玉にキズだ。
「そら、肉持ってきたぞ」
「ありがと〜」
がぶ、ぐちゃりと肉食獣らしい生々しい音でターキーを喰らう。
俺もさすがにゾッとするわ、あの音は。
「それで、いつものは今日はなし?」
レオくんはぺろり、と肉を食べ終えると物欲しそうな目で俺を見る。
「あー、ちょっと待ってな。メシの後」
下半身を見れば、どでかいイチモツがびくんびくんと血管の筋を浮かびあげて、反り上がっている。
「はぁ、今日は手強そうだな」
俺はレオくんのそれを見てため息をついた。
*****
じゅる、っ。じゅる、ぬぽっ。
卑猥な粘着質な音が飼育室の中に響き渡る。
こいつのは担当のゾウさんほどではないが、なかなかにデカイし若さも極まってしぶとい。
「っ、はあっ、っ、たなかさん、のっ、すごい、きもちいい、よぉっ」
俺たち飼育員の一番の仕事は、こいつらのシモのお世話だ。
個体によって好みは違うが、俺はノンケ。
挿入されるのなんざもっぱらごめんというスタイルでやっている。
しかし、この仕事はとにかく割りがいいのだ。
だからこそ、クビになったり、怪我をすることを避けるために身につけたのがこのフェラのテクニックだった。
飼育員たちの間では、”シャブリの田中”なんていう嬉しくもねえあだ名がついている。
「っ、はぁ、っ、これ、きもち、いい!」
レオくんは嬉しそうに自分のものをビクビクと震えさせている。
俺は彼の乳首をつねるようにし、新たな快感をさぐる。
「っ、ひゃぁ、っ!田中さん、なに、ぃ!」
なるほど、こいつは乳首でもイケるクチか。
心のメモにまとめた上で、今度そのことを報告しないとなぁとか考えていた。
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