世界一可愛い変態小悪魔 (Page 5)
「はぁっ…っ…ぁっ、悪りぃ口に出した」
慌てて腰を引くと顔を赤くしたナオヤが顔を上げた。
少し苦しそうに目を細め、小刻みに喉を動かしている。
「あんた…まさか」
しばらすると、ふぅっと息を吐いて、
「ごちそうさま」
と舌で口の端を舐めた。
「元カノにも飲ませたことないのに…」
「じゃあ初めて飲ませた感想は?どう?」
「…悪くないな」
そう答えると、ナオヤは嬉しそうに体を寄せてきた。
しっとりとした肌の感触。
俺の体温より少し低い熱が火照った体に心地いい。
唇と唇が触れそうなほど互いの顔が近づいた。
「ショウちゃんとキスしたいなぁ。でも、フェラしたばっかだし嫌だよね…」
ナオヤは悲しそうにうつむくと、長いまつ毛を揺らした。
胸のざわめきがまたやってきた俺は、
「別に構わなねぇよ」
と小さく言った。
「嬉しい…ショウちゃんやさしいね。僕、やさしい人大好き」
「これくらいでやさしいとか絆(ほだ)されてたら、あんた悪い人間にいいようにされちゃうぜ?」
「それでもいいよ。この一瞬のやさしさは間違い無く僕のものだから…」
ナオヤはそう言うと、俺に唇を重ねた。
この男は今までどんな恋愛をしてきたのだろう。
見せかけのやさしさに惑わされ、ホイホイとついていった先でひどい目に遭ったりしていないだろうか。
俺は急にたまらなくなって貪るようにナオヤにキスをした。
その瞬間、自分の中の理性が崩れる音がした。
「っ…んんっ…ん」
深く舌を絡め、角度を変えながら唇を押し付け合う。
「ぅ…ンっ…っ」
俺はナオヤを抱えると、そのままソファに押し倒した。
「ナオヤ…っ」
ギュッと強く抱きしめると、下腹部で互いのペニスがぶつかった。
「あぁっ…ショウちゃんのもうこんなに硬い」
「あんたのもな。俺のしゃぶって興奮したか?」
ナオヤが恥ずかしそうに目を逸らしたので、俺は意地悪く腰を揺さぶった。
「ぁぁあっッ」
下から上へゆっくりと擦り上げた。
ズチュズチュ…と粘度の高い淫音が響く。
「はっ…すげぇエロい」
さらに腰を激しく揺らすと、ナオヤが甘い嬌声を上げた。
「ぁあっらめっ…ショウちゃんイっちゃぅぅぅ」
「…それ以上言うな、タガが外れる」
俺は腰を止め、火照る体を起こした。
興奮で頭がぼーっとする。
荒々しくナオヤの脚を掴むと、思いっきり左右に広げた。
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