きみはペット!? (Page 2)
「ご主人様、嬉しそう」
男は満悦と言わんばかりの表情で俺に顔を近づける。
「これが好きなんだね、そうだよね。だって俺がいつもやると嬉しそう」
べろ、と鎖骨の部分やわきの部分。くすぐったいところや、敏感に反応する部分をこいつは集中的に攻めてくる。
そして無情にも、俺のものはこの男の気持ちいい愛撫によって立ち上がっている。
それを男はじい、と見つめた。
「これも舐めていいのかな」
男は興味深そうな顔で、立ち上がった俺のものを触る。
「ああっ、あっ、やっ、やめ、やめれっ」
つい俺は舌足らずにあえいでしまう。やめて!そこは、一番気持ちいいんだよ!
「嬉しそう!」
男はズボンの上からそれにかぶりつき、べろべろと舐め始めた。
「ああっ、あっ、き、きもちいい、…っ!」
「気持ちいい…嬉しい?」
俺は答えが出なかったが、男は俺の声からうれしいのだと判断したのか、激しく舐める。
そのたびに俺のものはびくびくと跳ね上がり、俺の中の興奮と快楽があふれてきた。
「ご主人、俺ご主人好き!」
ああ、だめだ。俺の頭の中は一瞬ホワイトアウトするとともに、白いものが俺のものからあふれ出してきた。気持ちいい。そんな感情に支配されるとともに、俺はぐたりと崩れ落ちる。
それでも男は嬉しそうに、俺をまだまだ責める気満々の様子だった。
「っ、ああっ、やめ、やめ、てっ、まって!」
”待って”。そのフレーズを発した瞬間に彼の動きはぴたり、と一瞬停止する。
「ご主人さま、俺のこと、いや?」
男は、突然それはもう悲しそうな表情で、俺に聞いてきた。
「いや、お前誰だよ」
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