浮気なアイツをこらしめたい (Page 5)
事後、指一本も動かせないほど疲弊した悟は、2人によって丁寧に清められ、ようやく綺麗なベッドに横たわっていた。
バスローブを羽織った広樹と考司は、その傍らに腰掛けビールを飲んでいる。
「サトル、これからは俺が月水金だから」
「俺は火木でお願いします。日曜はお休みですよ」
「…へ?」
「で、土曜日は3人で。これならどんなに淫乱なサトルでも浮気する暇なんてないだろ?」
「えっ、なに…おれに、決定権は…」
「あるわけないだろ」
「ですね」
会社の先輩後輩だけとは思えないチームワークのよさで、悟は言いくるめられてしまった。
しかし、めくるめく初めての3Pの魅力を前にして、悟に異存はなかった。
しかし、問題が一つ…
——先週みつけた新しいセフレのことはバレないようにしなくちゃ…あの絶倫がこのチームに加わりでもしたら、今度こそ俺死んじゃう…
と思いつつ、そしたらそれはどうなんだろうと、想像せずにはいられない悟であった。
Fin.
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