陰キャな部下は隠れビッチ!今日も俺の下で欲しがっている (Page 2)
きっかけは教育の一環だった。
オフィスの入っているビルにある、喫茶店で資料作成を手伝っていた。
資料の集め方や作成は問題ないのだが手際が悪かった。
完成していい頃でもまだ未完成で、どうやらどこを省いたらいいのかが分からないようだった。
わざわざ主任に教わるなんてと恐縮する橋部と並び、柿原はひとつひとつ指摘していった。
緊張からか動きがぎこちなかった橋部が、珈琲のカップを倒してしまったのは必然だったのかもしれない。
口をつけておらずたっぷりとあった液体は、テーブルに広がり橋部のスラックスに滴り落ちた。
ちょうど股間付近がぐっしょりと濡れていた。
慌てふためく橋部がテーブルを紙ナプキンで拭いているので、濡れたままのスラックスが気になりハンカチを手にした。
ハンカチを手渡すと顔を真っ赤にした。
柿原はそんなに恥ずかしがることかと思ったが、失態を晒したと思っているのだろう。
資料が汚れなかったのはよかったと慰める。
顔を背け丸まるように拭う橋部の姿がやけにおかしい。
具合でも悪いのかと問いかけると、逃げるようにトイレに向かった。
柿原が追いかけると一番奥の個室にいた。耳をすませると橋部の苦しそうな声が聞こえる。
ドアに触れると鍵がかかっておらず、緊急性があるかもしれないと名前を呼びながらドアを開けた。
そこには便座に座り自慰をしている橋部がいた。
驚き過ぎて言葉も出ない。
柿原に気づいていない橋部の手は激しく動き、いつから勃起していたのかついには射精した。
荒い息をしながら顔を上げると柿原と目が合う。
目を見開いた橋部の顔は真っ赤になった、と思ったら青ざめ泣きだした。
色々と思うことがあったが、ただ一つ確認がしたかった。
白濁を出す前に呟いた名前を。
「お前俺が好きなのか?」
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