史上最高のバースデーパーティー ~ハタチは特別一生モノ!~ (Page 6)

「これ、結構高いけど、いいや。少し、我慢してね?」

耳に口付けながら囁き、オイルに濡れた指を一本、そっと蕾に宛がい、ゆっくりほぐすように、丁寧に、丁寧に、押し込んでいく。

「あっ…あぁ…つっ…!」

痛みに顔を引きつらせるも拒まない友哉を気遣いながら、奥へと進めていく。

「ごめん、痛いよね…」

「んぁっ!」

しばらく中を探るようにしていると、ある箇所を擦った瞬間、友哉の腰が大きく跳ねた。

「…ここ?」

もう一度、そのしこりのような場所を探ると再び腰が反れる。

「あぁ!な、んだ…そこ、や、め…」

「ん、わかった。ここ、いっぱい触ってあげる」

つつく度に面白いように跳ねる体を愛しそうに見詰めて、オイルのぬめりを使ってゆっくり指を増やしていく。

「んんっ、あぁ!」

「ねぇ、兄ちゃん。もう三本入ったよ。もう、大丈夫かな?」

目を細めて指を引き抜く。

「はぁ…はぁ…ま、さや…」

「うん、すぐあげるから」

目を潤ませて見上げてくる兄に思わず舌なめずりして、いそいそとズボンのベルトを外し、ボタンとジッパーを開け、ひざ下までおろすと、下着も同様におろし。

「っ…!」

露わになる将也の自身は友哉が思っていた以上のサイズだった。

「まっ、む、むり…」

思わず怖気付く友哉を落ち着かせるよう笑みを浮かべて口付けた。

「大丈夫、多分」

囁きながら、友哉の片脚を持ち上げ、肩に乗せ、軽く腰を浮かせると先ほどまで将也の指を咥え込んでいた蕾がひくひくと動いている。

そこへ猛る熱をあてがうと、それだけで心地よく、思わず一息に貫いた。

「ああぁっ!」

友哉の悲鳴混じりの声がキッチンに響く。

「んっ…すご…気持ち、いい…」

温かな内壁に包まれる快感に意識を奪われそうになるのを必死にこらえる。

「あっ…あぁ…!」

目の前に星が瞬いているのかと思うような刺激に友哉の喉がひくひくと動く。

「んっ…すご、い…に、いちゃん…すぐ、イキそ…」

最早理性など抑えていられず、それでも大好きな兄を傷つけまいと、ゆっくり腰を動かしていく。

「あ、あ…んっ、まさ、や、もう…やっ」

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