童貞聖騎士おじさん、シスターに抱かれて無事非処女デビュー (Page 3)
「ミ、ミシェル…その…」
「…アルファード様は、じっとしていてくださいまし」
アルファードが固まっていると、ミシェルはゆっくりと聖騎士団の制服を脱がしにかかった。時折彼女の長い髪が、破けるんじゃないかというくらいに布を押し上げて苦しそうにしているそこにさらりと触れて、そんな僅かな刺激にも暴発しそうになる。歯を食いしばり快楽の波をぐっと堪えると、制服をはだけさせた白くか細い指が、アルファードの肌を這った。
「ミシェル…本当にこんな…ことして…」
「大丈夫です…神はお許しくださいますわ」
好意を寄せている相手に、自身の身体に触れられながらそんな風にいわれて断れる奴がいるのだろうか。アルファードはただ促されるままに身に纏った衣類をすべて脱ぎ、そして身を任せることしかできなかった。
性に関する知識が乏しいアルファードは、されるがままにミシェルに押し倒される。淡い口付けが降ってきて、柔い唇を受け止めながら彼女を見やれば、愁いを帯びた睫毛が落とす影にどきりとした。
ちゅ、とリップ音を立てて重なった唇が離れる。そのまま首筋に唇が滑り、背筋がぞわぞわと甘く痺れた。
「は…ぁっ」
緩く吸い上げながらだんだんと下がってきた唇は、やがて胸の飾りを口に含む。チロチロと舌先で突き、はむはむと唇で挟まれるだけで、アルファードは無意識のうちに腰が揺れてしまっていた。
改めてミシェルを見やれば胸元が少しはだけている程度で、逆に自身はなにひとつ身に纏っておらず、そして胸だけで感じてしまった自分に、思わず顔が熱くなる。
これが普通のことなのかどうかもわからなかったが、自身が知らないことを何故ミシェルが知っているのか、何故こんなにもスムーズにことが進んでいるのか。しばらく考えて、もしかして手慣れているのでは…という考えが浮かんで少し落ち込んだ。
突然心ここにあらずといった様子になってしまったアルファード。行為に集中していないことを咎めるように、ミシェルは口に含んだ突起に軽く歯をたてた。
「…いっ、!」
「…考え事ですか?」
聖母のようににっこりと微笑むミシェルだったが目元は全くといっていいほど笑っていない。アルファードの足を開き、股の間に自身の膝を差し入れてぐりぐりと押しつけると、彼は少し苦しそうな声をあげて修道服の裾をじわりと濡らした。
「考え事ができるだなんて、余裕なんですのね。こういったことには慣れていらっしゃるのかしら」
「ぅあっ…!ちが、あ、貴方こそっ…」
「わたくしが、なんです?」
「その…慣れている、ように…思えてしまって…」
最近のコメント