童貞聖騎士おじさん、シスターに抱かれて無事非処女デビュー (Page 5)
「ふ、…ぅ…」
か細い指はつつつと下がっていき、アルファード自身もまともに直視した事がないであろう場所に、たっぷりとローションに塗れた指で触れた。
「っ…!」
突然の予期せぬ刺激にびくりと身体を揺らす。孔の縁をちゅぷちゅぷと指先がくすぐり、時折爪先が中に入り込んでアルファードは身震いした。
「ん、ぐ…ぁ…」
潤いに塗れた指はいとも簡単にずぷずぷと沈んでいき、人差し指が根元まで埋まった頃には、内臓が押し上げられるような感覚に思わず息が詰まった。そんな様子を見ていたミシェルは指はそのままに、少し項垂れてしまった口内のアルファード自身を再びじゅぷじゅぷと音を立てながら愛撫した。
「あ…ぁっ…」
途端に圧迫感なんてものは頭の隅に追いやられて、快感に呑み込まれる。ミシェルが頭を動かしてそこを上下に扱く度に、窄みに埋もれた指がぐにぐにと狭い場所を押し広げるように動いた。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が鳴り響き鼓膜からも快感の端を捉える度に、だんだん何が苦しくて何が気持ちがいいのかわからなくなっていく。
「ん、は…っ、あぁ…」
いつの間にやら増えていた指がばらばらに動いて、不意に指先が触れた場所からまるで電気が走ったかのような快感を拾い上げてしまい、思わず腰が浮く。
「、あっ…!」
そんな反応を間近にして、ミシェルは少し驚いたような表情を浮かべてから、唇をペロリと舐め上げニヤリとほくそ笑んだ。アルファードはそれがまるで辱めを受けているかのようでカァッと頰に朱が差した。
「なっ、なぜ…こんなぁ…」
「ふふっ、お尻が気持ちいいんですのね。えらいえらい」
ミシェルは半べそかいているアルファードのこめかみにキスを落としながら、汗で額に張り付いた髪をどけてやる。
トロンとした表情を浮かべ浅い呼吸を繰り返すアルファードに、情欲の熱を灯した視線がじっとりと絡みつく。アルファードは乱れている自分を見てミシェルも興奮しているのだという事実に気が付き、それがとても嬉しかった。
「アルファード様…わたくしも、そろそろ…」
自身の身体に乗りあがったミシェルから汗がぽたぽたと零れ落ち、アルファードは息を呑む。ベールを取り去った彼女からはむせ返るほど女の色香のようなものが立ち込めていた。
「し、しかし…」
「えぇ…わたくしは抱かれるわけにはいきません。ですから…」
ベッドから身体を起こしたミシェルが膝立ちになり、艶やかに微笑みながら修道服の裾ををたくし上げる。アルファードはその煽情的な姿から目を逸らすことができなかった。そしてそのめくれ上がった服の下、下着の隙間からのぞく、可憐な女性の姿からは想像も付かない凶悪な、そこにあるはずのないものを目にして、逸らせないどころか逆に釘付けになった。
「わたくしが、アルファード様を抱きますわ」
「!?」
人間驚くと声も出なくなるものらしい。アルファードはまるで金魚のように口をパクパクとさせることしかできなかった。男?男!?シスターなのに何故!?いや確かにいままで女性だと聞いた訳でもなければ裸を見た訳でもなく、見た目で判断していた訳だったのだが。
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