童貞聖騎士おじさん、シスターに抱かれて無事非処女デビュー (Page 6)
そうしてアルファードがパニックになっている間にもミシェルはアルファードの足を持ち上げ、限界まで膨れ上がった自身のそれを、じっくりと慣らされたそこへとあてがった。その感触に、頭はパニックをおこしているのに身体は熱を思い出してしまう。
「ちょ、まっ…」
「アルファード様…愛していますわ」
ぎゅっとミシェルに抱き締められたと思うと、いままで感じたことがない程の圧迫感に襲われた。少し前まで指でぐずぐずに溶かされてしまっていたそこに、みちみちと大きな質量を押し込まれてしまっている。
「ぁ…っ…」
苦しくて息が詰まった。けれどもそんなアルファードを置き去りにしたままそれはぐぷぐぷと中を侵食していき、やがて止まった動きにほっとして僅かに力を抜くと、それを見計らったかのようにズプンと再奥まで貫かれた。
「あぁー…っ!」
放置されていたそこが一気に上り詰め、白濁が迸る。行き場を失ったそれが重力に従い、ぱたたっとアルファードの腹を汚した。仰け反り身を硬くすると、ぎゅっときつく締まったそこにミシェルは歯を食いしばって耐えた。
アルファードが快感に閉じた目蓋をうっすら開くと見えた、雄の表情。至近距離で見せられたそれに、思わず先程達したばかりだというのに再び腹の奥がずくりと疼くのを感じた。
「…アルファード様のなか、ひくひくしてとっても気持ちよさそうですわ」
「あ、ぁ…っ」
しようと思ってしているわけではない。そういいたいのに口から溢れるのは言葉にならない言葉ばかりで。アルファードはただ自らの意思に反して、ぎゅ、ぎゅっとまるで形を覚えるかのように締め付けることしかできなかった。
「そろそろ、動いてもよろしいですか…?」
そういうミシェルに、アルファードはまだ戸惑っていた。身体は知らず知らずのうちに受け入れる準備が進んでいたのかもしれないが、心が置いてきぼりになってしまっている。ミシェルのことが好きなことには変わりない。けれどもこんなことになるなんて予想だにしていなかったのだ。まさか自分が抱かれるだなんて。
目の前を見据えれば、見慣れた顔の、見慣れない表情。汗ばんで額にへばりつく前髪。熱を孕んだ鋭い眼差し。心臓が跳ね上がった。そうだ、男だとか女だとかそんなことはさしたる問題ではなかったのだ。
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