友達のままじゃ終われない (Page 3)
孝也の上に跨り、ゆっくりと腰を落としていく。一度受け入れたせいか先程よりスムーズに入る。根元まで入りきると、馴染ませるように軽く揺さぶられる。それだけで甘い声が出てしまう。
「動いてくれるんだろ?」
「う、うん」
初めはぎこちなかったが徐々にコツを掴み、上下に動いたり前後にグラインドさせたりしながら自分の感じるところに当てるように動かす。
「ここ、好き?」
「んっ、好き、もっとぉ…」
「かわいい。好きだよ」
「おれも、すき、だいしゅき」
呂律が回らないくらい快楽に溺れる。
「そろそろやばいかも」
「いいよ、このまま一緒に…」
「くっ…」
「あぁぁっ!!」
一番深いところに突き立てられた瞬間、熱が弾ける。それと同時に絶頂を迎えた。
*****
「疲れただろ?寝てていいぞ」
後処理を終えてベッドに入ると、すぐに睡魔に襲われた。心地よい疲労感に包まれ微睡んでいると頭を撫でられる。
「おやすみ」
優しい声で囁かれ眠りにつく。目を覚ましたら、もう一度気持ちを伝えよう。そして幼馴染から、恋人になるのだ。
Fin.
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