初夜に乱れる魔王の花嫁
アルフレッドは人間と魔族の和平のために魔王・ノアの花嫁となる。そして訪れる初夜、怯えるアルフレッドだったが、強引なのにどこか優しさも感じさせるノアの愛撫と媚薬の効果で無垢な身体は与えられる快楽に乱れていく。
天蓋付きの大きなベッドの上で、アルフレッドは身体を縮こまらせて震えていた。人間と魔族の和解のために行われた婚姻により、アルフレッドは今夜、魔王の花嫁となったのだ。
ギィと扉の開く音がして、魔王・ノアが部屋にやってきた。
「怯えているな」
「…はい」
「俺に抱かれるのが怖いか?」
「…っ!」
「お前には酷だが、これは魔族と人間の和平のためだ。大人しく俺のものになれ」
ノアはそう言って、アルフレッドを押し倒した。
「やめてください!触らないで!!」
「暴れると痛い目に遭うぞ」
「うぅ…」
「いい子だ」
ノアはアルフレッドの首筋に舌を這わせながら服を脱がしていく。そして、その白く滑らかな肌に触れていった。アルフレッドの身体は触れられるたびにピクリピクリと反応した。
「んぁッ…あぁ…」
「感度は良いな」
「やめてぇ…」
「大丈夫だ。優しくするから安心しろ」
ノアの手つきはとても優しかった。まるで愛しい恋人を抱くように、丁寧に時間をかけて愛撫を施す。やがて彼の指先が胸の小さな突起に触れたとき、アルフレッドの口から甘い声が漏れた。
「あっ!そこぉ…だめぇ…」
「ここが好きなのか?もっと弄ってやろう」
「ひゃうん!?そんなに強く吸わないでぇ!」
乳首を甘噛みされ、強く吸い上げられる度にビクビクと身体を震わせるアルフレッド。その姿を見たノアは彼の下腹部に手を伸ばし、ズボンの中に手を入れた。下着越しでも分かるほど勃起しているそれを軽く握られる。
「こんなにして…期待していたのか?」
「ち、違います!これは…」
ノアはニヤリと笑みを浮かべると、アルフレッドの下衣を全て脱がせた。外気に晒された性器はヒクンと脈打ち、先端からは透明な液体が流れ出ている。
「綺麗な色をしているな。美味そうだ」
「そ、そんなところ見ないでください!」
恥ずかしさのあまり顔を背けるアルフレッドだったが、すぐに両手で顔を押さえられ正面に向けられてしまう。そのまま口付けられ、ぬるりと侵入してきた舌にアルフレッドの舌も絡め取られる。同時に右手で陰茎を扱かれ始め、アルフレッドは為す術もなく快楽に身を任せるしかなかった。
はじめて他人の手に触れられる感覚に戸惑っていたアルフレッドも、徐々に快感を得るようになっていった。しかし、絶頂を迎える寸前になってノアの動きが止まった。
「どうして…」
「イきたいか?」
「はい…」
「なら俺を受け入れると言え」
「それは…」
「言わないとイかせないぞ」
「…わかりました」
アルフレッドは小さく息を吐くと、潤んだ瞳で魔王を見つめながら言った。
「私は魔王さまの花嫁です。どうか私のことを滅茶苦茶にしてください…」
「いいだろう」
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