仮面の下に秘められた欲望 (Page 2)

 セックス目的のパーティーなのだから当然かもしれないが、汗臭いまま抱かれるのは嫌だ。

「俺は気にしません。むしろ貴方のその匂いがいい」

 首筋や鎖骨あたりに鼻をあてて嗅いでくる。吐息がくすぐったい。

「わかったよ。好きにしていい」

 観念したように言うと嬉々として服を脱がせ始めた。そして自分の上着も脱ぎ捨てると、ベルトに手をかけカチャリという音と共にスラックスの前が開かれる。下着越しでもはっきりと形がわかるほど勃起していた。

「すごい…大きいね」

 思わず呟いた言葉に彼が反応する。

「触ってみてください」

 恐る恐る触れてみると熱くて硬い感触があった。軽く握るように触れるとその大きさがよくわかる。いやらしいその形を指先でなぞっていく。

「んっ…」

 感じてくれているのか、小さく喘ぐような声を出す彼に興奮してしまう。もっと気持ちよくさせたいと下着の隙間から、彼のものを取り出し、夢中になって扱いていた。

「あぁ、イキそうです!」

 そう言って勢いよく射精された精液は私の腹にかかった。しばらく呆然としていたが、我に返るとティッシュを手に取り拭き取る。

「ああ! 申し訳ありません…!」

慌てて謝られたが、当の本人は満足そうな顔をしている。

「俺だけ先にイってしまいました…。お詫びに今度は俺が」

 そう言い、脚の間に顔を移動させると私のものを口に含んだ。

「うぅ、あっ、そこ…」

 先程出したばかりだというのにもう元気になっている。舐められたり吸われたりするたびに腰が浮く。

「ここがいいのですね」

 裏側を下から上に舐め上げられ、亀頭を甘噛みされる。今まで経験したことのない快感が押し寄せてくる。

「ああっんっ、出るっ」

 我慢できずに彼の口の中にそのまま吐き出してしまった。

「いっぱい出ましたね」

 微笑む彼を見ているだけでまた下半身が疼いて来る。どちらが抱かれる方なのか、まだわからないのに早く入れて激しく突かれたいと思ってしまった。実際、私のものより彼の方が立派だ。より強く大きなものに服従されたいと思うのは男の性だろうか。

「次は俺がしますよ」

 彼は私の脚の間に割って入り、部屋に備え付けられているローションを垂らしながらアナルの周りを刺激してくる。

「あっ…」

 初めての感覚に変な声が出てしまう。そんなところを弄られて感じるなんて知らなかった。

「可愛い声ですね」

 耳元で囁かれゾクッとすると同時に期待が高まる。十分に解された穴に彼のものがあてがわれる。

「挿れますよ」

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  • セキ on 通い猫に恋をしたこのまま結婚すらゃあいいのに そしてあおいをハヤトサン幸せにして〜
  • セキ on 通い猫に恋をしたこのまま結婚すらゃあいいのに