恋に沈む~監禁14日目~ (Page 2)

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悠斗とは付き合って1年、一緒に暮らして半年になる。

2週間前の夕飯時、俺は海外転勤が決まったことを悠斗に打ち明けた。

辛いがサラリーマンである以上、こればかりは仕方がない。

はじめこそ悠斗は冷静に聞いていたが、そのうちボロボロと泣き出してしまった。

俺は悠斗の気分を少しでも軽くさせようと、「たった1年だから」と言った。

恋愛依存体質な悠斗の性格を考えれば、言ってはいけない言葉だったと今では後悔している。

「たった1年って、どういう意味だよ!正樹は1年くらい僕と離れても、どうってことないって思ってるの!?」

金切り声を上げると、悠斗は俺に掴みかかった。

悠斗は一度怒りだすと手がつけられない。

自分より8つも年下の悠斗を俺は冷静になだめていたが、この日はいつにも増してヒステリックになっていた。

「新しい場所で新しい恋人を作って…ッ…正樹はきっと僕を捨てるんだ…!」

悠斗は妄想めいた不安定な感情を、一方的に俺にぶつけてきた。

正直、俺だって悠斗と離れたくない。

俺は悠斗の態度に我慢ならなくなってしまい、「お互いを見つめ直すいい機会なんじゃないか」と、心にもないことを言った。

「やっぱり…正樹は僕と別れたいんだ…っ…」

顔を真っ赤にして悠斗は泣いた。

少し言い過ぎたと思ったが、仕事の疲れもあった俺は「そうかもしれないな」と、また心にないことを言った。

その夜は珍しく、悠斗とは別の部屋で眠った。

翌朝、目が覚めるとベッドに手脚を拘束されていた。

その日から俺はこの部屋に監禁されている。

「ただいま、正樹。いい子にしてた?」

いつの間にか目の前に、スーツ姿の悠斗が立っていた。

「…ぁあ…悠斗…」

俺はようやく、自分が何度目かの絶頂で意識を飛ばしていたことに気がついた。

「あーあ、ロータも外れてるしバイブも抜けちゃってるじゃん。いい子にしててって言ったのに…」

「ごめん…でも勝手に抜けて…」

「正樹がよがって腰を振って、自分でバイブ抜いたんじゃないの…?」

「ちが…っ」

「やっぱり正樹はイケナイ子だなぁ…」

悠斗は床に落ちたバイブを拾い、ねっとりと舐め上げた。

「お仕置きが必要だね」

唾液で濡れたバイブがアナルにあてがわれる。

「待って…悠斗っ…もうおかしくなっちゃ…んはぁんッッ!」

ズプンッと勢いよくバイブが挿し込まれた。

「今日、僕が仕事してる間…正樹は何回イッたの?」

「わかんな…い…ああんっっ!!」

「精子出た跡がないけど、ぜんぶメスイキだったのかな?」

悠斗は決して深く挿し込まず、浅いところばかりジュプジュプと執ように責め立てる。

何時間も人工的で単調な刺激ばかり与え続けられた俺の体は、すぐに悠斗の絶妙なテクニックに堕ちた。

「ぁああっ悠斗…ッ奥ほしい…っっ」

「ははっ。お仕置きって言ってるのに正樹ったら…」

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