8個下のかわいい従兄弟に愛されていました (Page 5)

指の腹でトントンとたたかれ、グリグリと擦られ、爪で軽くひっかかれたソコは、沸騰するように熱く硬くなっていった。

「ひぁっあんっあ…イっ――」

ナカを攻められながらもう片方の手で前を数度扱かれれば、一気に熱はかけ上がり自分の腹の上へと白濁が放たれた。
それはバチバチと頭の中で閃光が弾けるような、今までに感じたことのない、快感だった。

ユウセイの手が、腹を撫でてくる。ただそれだけのことでも、ビクッビクッと全身が性感帯になったように敏感に反応してしまう。
腹を汚している白濁を掬いとるように手に絡めて、ユウセイはソレを自身へと塗りつけている。そうして、恍惚とした表情(かお)で甘い吐息をこぼすのだ。

「あぁ…タツにいちゃんの精子、あったかい…」

ユウセイの自身は、タツキから放たれた欲を塗りたくられて、ヌラヌラと妖しく光っている。その限界まで硬くなったモノを、ユウセイはトロトロになっているタツキの孔へとあてがった。

ピタリとソレが触れた瞬間、ドクンと胸が期待するみたいに強く鳴って、違うとタツキは自分に必死で言い聞かせていた。
キュウと強く噛み締めていた下唇に、ユウセイの指が触れる。

「タツにいちゃん、我慢しなくていいよ。ほら、タツにいちゃんのナカ、早く欲しいみたいですごい吸い付いてきてるよ」

「あ…ち、違っ」

「一緒に気持ちよくなろうね」

「あっ…んああっ…ユウセっ」

ググッとユウセイがナカに挿入ってくるのがわかった。ゾワゾワと全身が騒いで、達したばかりの自身もまた熱を集めていた。
指よりもはるかに大きいソレがタツキのナカで前後にピストンされると、さっきよりも強い快感と圧迫感がやってくる。

「ひゃっあっああっあっ」

律動にあわせて放たれる喘ぎ声に、ふふ、と笑って、ユウセイはそばに置いていたスマートフォンを手にした。

カシャッ

「ひっひぁっ!?」

カシャッ

電子的なシャッター音に、タツキは目を見開いた。

「ムービーも撮っておかなきゃ。思い出だもんね」

「あ…やめ…やっあっああっん」

両手足を拘束されたままではスマートフォンを取りあげれるはずもなく、やめてと必死で懇願しようとしても、激しくピストンされるとそれは淫らな声になってしまう。

「心配しなくても人にみせたりしないよ。僕がひとりで楽しむだけだから。大丈夫だよ」

「あっやだぁ…なんでっあっあんっ」

「だから…タツにいちゃんが、大好きなんだって…僕は…」

切なそうにそう言って、ユウセイは画面を閉じたスマートフォンをポイと床に放った。
そうして、タツキの両モモを支えるように持つと、ナカの角度を変えた。
奥ではなく腹側の壁、ぷくりと膨らんだ箇所にゴリッと腰を打ちつけた。

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