弟は極度のブラコンでした (Page 2)
「…っ!!んっなっ…!これは、ふざけすぎだぞ。お前酔ってるだろ」
少しにらみつけるが、どこ吹く風かという感じで諒は俺のネクタイを取り、Yシャツのボタンを外していく。
「俺は本気だ。俺が中学のとき、兄ちゃんに彼女ができてすごく胸が苦しかった。だから、兄ちゃんが大学に行く前に俺、兄ちゃんが好きだっていったんだ…10年経ったいまでもこの気持ちは変わらなかった」
たしかに好きだとはいわれた。しかし、俺は家族として好きだといっているのかと思っていた。しかし、諒は違っていたのだ。
「俺、兄ちゃんのことを忘れようとしたときもあったんだよ。だけど無理だった…」
もう一回口づけをされ、舌を絡ませてくる。息もできないような激しい口づけだ。
「んっ…んふっ…りょ…うっ…」
酸欠になったのか頭がぼーっとする。そこから離れなければならないのはわかっているが、動くことができないのである。
「女なんて見なくていい。俺だけを見てほしい…きょうも女といるところを見た瞬間、俺、全身が沸騰するくらい嫉妬したんだから…」
「お前…なんで居酒屋のことを…知ってるんだ…」
おそるおそる諒に聞くと、満面の笑顔を見せた。
「最寄り駅からずっと見ていたんだ…女と仲良さそうにして…」
耳をあまがみされると、ぞくぞくっと感じてしまった。弟に欲情してしまうのはおかしいと頭ではわかっているのに、なぜか体が反応した。
「雑炊にね、気持ちよくなる薬を入れたんだよね。危険なものじゃないよ。媚薬っていうやつ」
諒の舌が首元をたどり、胸の突起に吸い付く。ただでさえ敏感になっている体に、押し殺していた声も出てしまう。
「んあっ…あぅぁ…俺…だ…めだっ…て」
「俺はね、兄ちゃんが好きだった。だからずっと見てた。兄ちゃんの好みも全部知ってる。あとは兄さんが俺だけを感じる体になってくれたら、俺の完璧な兄ちゃんになるんだ」
ゆがんだ愛を語りながら、俺の胸の突起を愛撫する。俺は混乱と快感のなかで、されるがままになっていた。
諒の片手が、俺のズボンとパンツを脱がすと反り返った俺の男根があらわになった。
「兄ちゃん。俺の愛撫で気持ちよくなってくれたんだね。俺、すごくうれしいよ」
そういうと諒は俺の男根を口に入れて吸い付きながら舌を絡ませはじめた。
「はんっ…!やめっ…!きたなっ…いっ…!はうっ…」
いきなりの強い刺激が体全体に走り、体がのけぞってしまった。それでも、諒はやめてくれない。
「んやっ…!はんっ…!いやっ…!」
諒の唾液と俺の我慢汁が混ざり合い、俺の尻穴まで垂れてきた。それを知ってか知らずか、諒は尻穴に指を1本差し込む。
「ひゃんっ…!なにっ…!あんっ…!」
まるで女性のようにあえぐ自分にまたもや混乱した。尻穴に指を突っ込まれ、前立腺を刺激されて喜んでいるのだ。
尻穴を責められ、男根を刺激されると、どちらが気持ちいのかわからなくなってしまう。もう、なにをされても気持ちいいものだと錯覚するくらい俺は快感に飲まれ諒の口のなかで尽き果てた。
諒は俺から出た白濁を飲み込み、今度は尻穴に2本指を入れる。濡れているせいか、1本目より抵抗なく入った。
「兄ちゃん、こんなことされるのが好きなんだね。変態じゃないの?…俺は、そんな変態な兄ちゃんも大好きだよ…」
諒の甘い言葉に、羞恥心がこみあげてくる。しかも、腸壁から前立腺を刺激されるので、体がまたのけぞってしまう。甘い言葉攻めに快感を重ねられ、媚薬で敏感になっているのか、もともと体が敏感だったのかわからなくなってきた。
「ほら見て。兄ちゃん、お尻をいじられてまた元気になってきたよ。兄ちゃんってマゾなんだね…変態で、マゾで…可愛いよ兄ちゃん…」
「そんっ…なっ…おっ…れは…マゾじゃ…な…いっ…」
果てた直後にまた快感を与えられ、俺の男根が反応してしまった。尻穴をいじられて立つなんて、本当に変態ではないか。
「そんな変態な兄ちゃんに、俺のをいれたらどうなるんだろうね…」
おもむろに諒が俺に男根を見せる。それは、ぱんぱんに膨れ上がり雄々しく反り立っていた。
「これが、兄ちゃんの中に入るんだ。大丈夫、兄ちゃんはマゾで変態だから気にいるよ」
「やめろ…そんなの入れたら…本当に…やばいって…」
有無を言わさず、うつ伏せにされ、腰を持ち上げられた。そして、尻穴に諒の男根の先が当たる。
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