バッテリー、再会の淫夜 (Page 3)
「ああ…すげーよかったよ新堂…」
やっと瀬尾が新堂の頭から手を離した。
「っっっかはぁっ…はぁっはぁっ…っっ!!」
新堂は思わず床に倒れ込んだ。
「ばかっ…お前のイチモツ…噛み切るところだったぞ!」
肩で息をしている新堂の髪を、瀬尾が優しく撫でた。
「お前に噛み切られるなら、それも悪くねーな」
「…っ馬鹿か」
「ははっ…そうだな」
瀬尾は冗談っぽく笑っていたが、寂しそうな目をしていた。
その笑顔に新堂は見覚えがあった。
確か、野球を辞めてカナダに留学すると告げた時「もう要らないならスパイクくれよ」と瀬尾が言った。
新堂が「捕手用スパイクなんて要らねーだろ」と言い返すと「それもそうだな」と、今と同じ目で笑っていた。
*****
新堂は裸になると脱衣所の姿見の前に座った。
引き出しからローションと一番小さいディルドを選ぶと、鏡の前で脚をM字に開脚する。
そして、まだ閉じたままの菊芯にローションを垂らした。
「…ったく…あいつなんも知らねーのかよ」
瀬尾ときたら、あれからすぐに年がいも無くペニスを硬くした。
あっという間に下腹までくっ付きそうなくらいに鎌首を持ち上げて息を荒げる姿に、新堂はあっけにとられた。
その上、なんの準備もせずバックで挿入しようとしたのだ。
このままでは瀬尾のタフな巨根にアナルを破壊されかねない。
また瀬尾が強じんな持久力の持ち主であることも新堂は知っていた。
「…んっ…久々だからキツいな…」
指の腹で入念に菊壺の入り口をほぐす。
ヌッチャ…ヌッチュン…。
粘り気のある甘美な水音が脱衣所に響いた。
ローションは常温だったが少し前から体の芯が熱く、ローションがひんやりと感じた。
「…はぁっ…んんっ…っ」
今度はディルドの先をゆっくりと菊壺にあてがった。
ローションを絡ませながら、壺の奥へ沈ませる。
「ぁあっ…あぁっ…んっ」
鏡に目をやるとローションでヌラヌラと淫らに艶めく菊壺が、肌色のディルドをすでに半分まで咥え込んでいた。
アナルの壁を擦るシリコンの感触を、喉奥で感じた瀬尾の太いペニスに置き換えて想像してみる。
「はぁあっんん…っぁっぁあ…っっ」
新堂は自分の陰茎が勃ち上がるのを感じた。
よい!
ノンケ襲い攻め新鮮だなーと思いながら読んでたら最後泣いた(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
匿名 さん 2020年10月8日