秘密の隣人 (Page 3)

「っ…はぁっ…ぁっ…すげぇ…」

「…っっ…ンぐ…っ…」

股間に顔を埋めたまま、及川さんが苦しそうに肩を揺らした。

「す、すいません!今、抜きま…」

すると突然、及川さんが頭を動かした。

「んぁあっっ!あんた何やって…はンンっっっ…!!」

構わず及川さんはストロークを始めた。

「ひ…っ…ああッッだめ…っ!」

ごちゅ…ごちゅ…と鈍い音を立てながら、容赦ない喉淫が続く。

射精直後のペニスはすぐに信じられないスピードで硬さを取り戻した。

「及川さんっ…ああっまた…俺っ」

連続射精なんてエロ漫画だけの現象だと思っていた。

しかし今まさに、2度目の絶頂が起ころうとしている。

「くっ…出るッ…!!」

俺は及川さんの頭を抱えると、さっきより大量の精子を吐き出した。

「ぁっっ…あっ…ぁぅ…ぁ…」

果てると同時に激しい倦怠感に襲われた。

ドスン、と倒れ込むように俺はベッドに沈んだ。

*****

「あ、やっと気がついた」

及川さん整った顔が俺を覗き込んでいた。

「…んっ…及川さん…あれ…?」

「30分くらいかな?気絶するように眠っていたよ」

「マジっすか…」

「僕のフェラ、失神するほどよかった?」

そう言って及川さんは悪戯っぽく微笑んだ。

「悔しいですけど…正直、すごかったです」

「素直でいいねぇ。もしかして、イラマチオ初めてだった?」

「…はい」

口では何度もしてもらっていたが、射精はいつも及川さんのナカだった。

「そうだったんだ。早くしてあげればよかったね」

及川さんはクスッと笑うと、俺の隣に寝そべった。

白くなだらかな肩に、豆電球の明かりが反射している。

抱き寄せようか悩んでいるうちに、俺はすっかりタイミングを逃した。

「ねぇ真純くん」

「…あ、はい」

「イラマチオってさ、子宮の入り口に当たる感触と似てるってホント?」

「え、子宮…?」

「そう。喉奥のちょっと出っぱった所の感触が、子宮と似てるって聞いたの」

「そうなんすか…?」

「えー、真純くんわかんないの?女の子とも経験あるでしょ?」

「まぁ、一応…」

女の肉体はどんな感触だっただろうか。

少ない経験を呼び起こしてみたが、頭に浮かぶのは及川さんとのセックスばかりだった。

「でも、きっと及川さんの方が気持ちいいです」

思わず本音が口をついて出た。

及川さんは少し驚いた顔をしたがすぐに、

「真純くん、ありがとう」

と言って目を細めた。

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