ポップコーンの魔法 (Page 3)
ベッドに運ばれると、理は服を脱ぎ捨てた。理の唇が体のあちこちに触れる。胸や脇腹に口づけられ、体をうつ伏せにさせられて背中にも口づけられた。
「あ、あっ…あ、んっ…」
背骨を舌でなぞられながら、理は器用に手を胸に回す。唇と舌で既に敏感になっている胸の粒を指でこねられて、声が漏れた。
硬くなった胸の粒からうずきが体に広がる。その甘さに俺自身が反応していた。
お腹にクッションを差し込まれているので、俺は腰が浮いた状態だった。だから、理の下半身にある理自身が興奮していることが感じられて、どきどきした。自分の体の熱がよりいっそうあおられているみたいで…。
「んんっ、ん…、ああ…」
胸の粒の先端に爪を立てられ、もう片方の手で下腹の際どいところを撫でられる。さらに、尾骨の辺りに舌を感じて、俺はシーツを握り締めた。
俺自身からこぼれ出たものがシーツを濡らしているのがわかる…。
理の口や手に触られただけでこんなになって…、どうしよう…。
「お、…おさ、む…、もう…、…」
腰を揺らして、大きくなった理自身をこする。背中で理が息を飲む気配がした。
「…し、て。…エッチ、…しよう」
恥ずかしくて耳がガンガンする。でも、このままだと俺ばっかりで…。
頬に、ちゅ、とキスされる。首を動かすと、理の熱いまなざしがあった。瞳が濡れている。
額に張り付いたツンツンの髪をちょっと引っ張ると、理が「ん?」というように唇を寄せる。
俺は小さく口づけた。
*****
男だったら誰かを受け入れるようにできていないところ…、誰にも見せないところをローションでたっぷりと湿らされる。
「息を止めないで」
理に言われたとおりにした…けれど、指を感じた瞬間に力が入ってしまう。
「息、吸って…」
理に優しく言われて、結んだ手をほどきながら息を吸う。
理の手が前に回り、僕自身を握り込んだ。ゆるゆると動かされてとろけるような感覚に襲われたかと思うと、俺の中に指が入ってきた。
「は…、はっ…、ん、あ…」
前と後ろを同時に扱われて何度か達しかけ、頭がはっきりとしなくなってきていた…。
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