愛は身分を超えて
皇太子であるレオは執事のウィルと秘密の関係を持っていた。いつものように帝王学を学んでいるとき、レオはウィルに質問をする。それは、他の国との政略結婚のことであった。レオは以前から政略結婚にあまりいい印象を思っていなかった。そのことをいたずらをしながらウィルに告げる。
ある王国の皇太子である僕には秘密がある。
一つは男性に性的興奮を覚えていること。
もう一つは、秘密の恋人がいることである。
「レオ様、この時間は帝王学の時間です」
僕の横で帝王学を教えているのは、執事のウィルである。僕の専属執事であり、秘密の恋人である。
「ウィル…帝王学はもう全部頭に入っている。君もわかっているだろ?」
「しかし、国王の命令なので私はレオ様の指導を行わなくてはいけません」
「もし、僕がウィルといる時間を作りたいがために父上に頼んだことだとしたらどうする?」
僕は、ウィルの男根がある部分に手をやり、ゆっくりと撫でる。
「!?レオ様!!そんなお戯れはっ…」
「なにをいっているの?ここには、僕と君しかいない」
「んっっ…しかし、だれかが来てしまうかもしれませんっ…」
だんだんウィルの男根が膨れ上がるのがわかる。さて、どこまで執事の仕事を続けれるか見物だ。
「どうした?ここは僕が触ったら喜んでいるぞ?」
ズボンからはち切れそうなウィルの男根を撫で、亀頭の部分を優しく刺激した。
「んぁっ…レオ様っ…このようなお戯れはっ…ここではっ…んんっ…」
「どうした?僕に帝王学を教えるのではなかったのか?さて、ここの部分がわからないのだが、具体的になにをすればよいのだ?」
僕は、意地悪く本を指さした。その際も、ウィルへの愛撫は忘れない。
「んんっ…んふっ…レオ様っ…」
「ここの齢(よわい)23の年に他国とのつながりを持つために、姫をもらわなければならない…僕はこれには納得がいかないんだけど…?」
納得がいかない…。他国とのつながりと貿易のために必要なものだとはわかるが、そのために政略結婚をしなければいけないのは腑(ふ)に落ちない。
僕が、女性にあまり興味がないのもあるけれど、好きでもない男に嫁ぐ他国の女性は不憫(ふびん)でならない。
土地も言葉もわからないところに、いきなり嫁ぐなど、不安しかないのではないだろうか。
「ぁんっ…しかしっ…国のっ…繁栄とっ…安定のためっ…んはっ…仕方がありませんっ…んぁっ…」
「僕はね、貿易だけに使われる女性とかは不憫に思っているんだ…それに、僕は、ウィルのことを愛おしく思っているから…」
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