男子学生の危険な休講90分 (Page 3)

「圭太?もう、終わったよね…?」

精を放った直後なのに、圭太の顔付きには、さらなる欲情の気配があった。

「いや、まだだ。今度は遥のこと、気持ちよくしてやるよ」

「僕はいいよ。あっ…」

腕を掴んだまま、圭太がもう片方の手で僕の股間を撫でる。

「無理だろ。遥もこんなになってるんだから」

いつもと違う行為に興奮してしまったのか、僕のそこも完全に硬直していた。

「ちゃんと出さないと、次の講義に出られないよな?」

「うう…」

自分の性欲を認めた僕は、圭太の膝の上に乗って身をすり寄せた。

圭太が僕の頭を優しく撫でる。

「よしよし。一緒にエロいこと、しような。ほら、壁に手、付けよ」

立ち上がって言われた通りにすると、圭太は履いていた僕のスキニーパンツを下着ごと下ろした。

「あっ」

蛍光灯の光に晒された下半身。

恥ずかしさと同時に、どこか心許ない感じもする。

「この体勢もイイな…。これから遥を犯すみたいだ」

背後から、湿り気を帯びた圭太の声が聞こえた。

僕の尻を撫でる指先が、そっと、秘部に入り込む。

「あっ、いやっ…んんっ!」

ゆっくりと、しかし容赦なく、圭太の指が僕の内部を責め立てていく。

一番感じやすいところを念入りに触られて、思わず声を上げそうになった、そのとき。

ドアノブをガチャガチャと回す音が聞こえて、僕は身体をビクッと震わせた。

「あれ?鍵掛かってる」

ドアの外から、誰かの声がする。

と、圭太の指が僕の肉壁を擦った。

「ふっ、あ…」

慌てて片手で口を押さえ、背後の圭太をにらむ。

圭太はニヤリと笑うと、僕のナカに指をもう一本差し入れてきた。

「…っ!」

挿入時の快感が、腹の底からせり上がってくる。

僕は口を押さえた手に力を込めて、必死に声を出すのを堪えた。

流れる涙が頬を伝う。

「教授、鍵持って行ったんじゃない?」

「みたいだねー。打ち合わせ、談話室でやるか」

ドアの向こうの声が遠ざかり、僕はようやく口から手を外すと、はぁっと息を吐いた。

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