独占愛はノーカットでお送りします (Page 4)
俺は京さんの身体に腕を回すと、目を見つめて言った。
「俺が好きなのは、京さんだけだよ」
演技じゃない、俺の本当の気持ち。
京さんは泣きそうな顔になる。
「颯真君…嬉しいよ。頼む、もっと僕を求めてくれないか?」
懇願するような口調は、やっぱりいつもの彼らしくない。
だけど、堪らなく愛しい。
「京さん…俺、京さんが、欲しい」
「颯真君…」
「いっぱい欲しい。ねぇ、最後まで、して?」
恥じらいを捨てて誘ってみると、京さんは、はぁっ、と息を吐いた。
「僕も、君が欲しい。一つになろう、颯真君」
「うん…!」
俺は仰向けになって脚を開くと、秘部を指で押し広げた。
「京さん…来て」
京さんが、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「うっ、颯真君…。とても綺麗だよ」
すでに直立していたペニスの先端が、俺のアナルへと押し付けられる。
「あっ…!」
先走りで濡れたそこが、にゅる、と境目を押し分けて侵入してくる。
「あ、あっ、んっ、京さ…あぁっ!」
俺は甘ったるい声を上げて、京さんの性器を受け入れた。
「ああ、颯真君…」
京さんは恍惚の表情を浮かべて俺の名前を呼ぶと、腰を押さえ付けて動き始めた。
「あっ、あんッ!やッ、あぁッ!」
疲れているせいか、普段と違う場所でしているせいか、いつもより気持ちよく感じてしまう。
京さんが俺の頬を撫でた。
「颯真君、ふふ、こんなにとろけて…。この顔は、ドラマでも見せていないよね。君は僕だけのものなんだ。これからも、ずっとね」
「京さん…」
色っぽく微笑む京さんの顔が、涙でボヤけて見える。
「カラダの奥まで、全部、僕のものだよ」
そう言って、京さんは容赦なく抽挿を続けた。
「あッ、京っ、激しッ!あぁんッ!俺、イッちゃうッ!」
「僕もだよ…!ああ、颯真ッ!」
「あッ、やぁッ!あ、イク、あッ、あぁッッ!」
鋭い快感が一直線に身体を貫き、俺はついに絶頂を迎えた。
京さんもほどなく達し、俺の体内に熱い精を注ぎ込む。
「はぁ、はぁっ、は…」
互いの吐息が周囲の空気を満たす中、京さんが俺を抱き締めて言った。
「颯真君、僕の愛の深さを知ってもらえたかな?」
甘い言葉に捕らわれて、胸の奥がグッと苦しくなる。
「うん、嬉しいよ…。あのね…」
俺は、京さんの耳元に唇を近付けた。
この台詞は、他の誰でもない、京さんだけに言うよ。
「京さん、愛してる」
Fin.
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