兄活~お兄ちゃんとの不純な活動~ (Page 2)

「あ、と、今日は、よろしくお願いします…」

緊張している僕の肩を、この人は優しく叩いた。

「君が陽君だね。この仕事は初めてだって聞いたよ。実は俺も、弟を買うのはこれが初めてなんだ。お互い、リラックスしていこう」

優しそうな人だったので、僕は内心ホッとした。

「あの、お客様。僕は何をすればいいですか?」

恐る恐る問い掛けると、この人は苦笑した。

「こらこら。君は俺の弟だろ。俺のことは『お兄ちゃん』って呼ぶんだ。敬語もなし」

「あっ、そっか。えっと…お兄ちゃん」

恥ずかしい気持ちで呼んでみると、満面の笑みを返された。

「ふふ、いいね。ほら、こっちへおいで」

柔らかく肩を抱かれ、ソファーへと誘われる。

すらりと背の高いお兄ちゃんの顔を見上げると、目が合った。

「陽君、どうかした?何か言いたそうだね」

穏やかに尋ねられて、言ってよいのかと思いつつも僕は口を開いた。

「あっ、その…何で僕を買ったのかなって思って。お兄ちゃん、カッコいいから、いくらでも相手いそうなのに…」

するとお兄ちゃんは、クスクスと楽しそうに笑った。

「それはどうも。俺はずっと『理想の弟』を求めていたんだけど、なかなか見つからなかったんだ。でも、君の写真を見て一目で気に入ったよ。出会えてよかった」

お兄ちゃんはソファーに座ると、自分の膝をポンポンと叩いた。

「ほら、おいで」

僕はおずおずと、お兄ちゃんの膝の上に座った。

「可愛いね。その服もよく似合ってるよ。お人形さんみたいだな」

そう言って、お兄ちゃんは僕の頭をゆっくりと撫でた。

大きな手で撫でられるのは、なかなか心地よいものだった。

「陽君、このまま触っても大丈夫?」

「…うん」

お兄ちゃんの手が、僕の上半身に触れる。

優しく声を掛けられながら、腕や胸、お腹を丁寧に撫でられた。

緊張を解きほぐすような手の動きに、僕は息を深く吐きながら身を委ねた。

すると。

「あっ」

突然、お兄ちゃんの手がパーカーの裾から入り込んできたので、僕は驚いて声を上げた。

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