史上最高のバースデーパーティー ~ハタチは特別一生モノ!~ (Page 4)
「兄ちゃん、意外と肌すべすべだよね」
素肌の感触を楽しむように手のひらや指の腹、爪の先などすべて使って撫で回すと、引き締まった体が震える。
「は、ぁ…将也…まっ、待て…」
本当に一体どこで覚えてきたのか、困惑する友哉をよそに将也は止まることを知らない。
「兄ちゃん…今更、待てはないでしょ」
うっすらと笑んでそっと首筋に舌を這わせる。
「うっ…」
ぞくりとする感覚に背筋が粟立ち、身をすくめる。
「ま、さや…」
「ダメ、待たないし、やめない」
喉元に軽く歯を立てて、片手でわき腹をなぞり、そっとゴムウエストのハーフパンツへその手を忍ばせる。
「ちょっ!」
「へへ、もう少し大きくなってる?」
下着越しにやんわりと触れた中心が微かに膨らんで硬くなっていた。
「こ、これは…ちがっ…!」
耳まで真っ赤になりながら否定する友哉を首を傾げて見上げ、もう片方の手はシャツの中で乳首を弄る。
「あっ、ん…」
「なぁに?」
わざとらしく甘い声で問いかけつつも両の手は変わらず下着の上からと素肌の胸元をまさぐっている。
「んっ、ぁ…ま、さやぁ…」
「ねぇ、上も下も、どんどん硬くなってくるよ?わかる?」
「あ…っ!い、うな…」
情けない姿をさらしている、そう思うと余計に羞恥心を煽られ、友哉の目元にうっすらと涙が浮かぶ。
己より小柄な弟の体を突き飛ばして逃げることは容易いだろうが、できなかった。
生まれたときから可愛くて仕方がなかった弟が、いつしかこんなに大きくなった。
その手が自分に触れている、そう思うと友哉の熱はどんどん高まっていく。
「あ、ぅ…だ、めだ…っ、あ、将也…っ!」
昂ぶりを抑えきれず声を漏らし、首を左右に振る。
しかし、将也は手を止める気配はなく、さらに追い詰めるように激しく刺激を与えていく。
友哉の下着に濡れたシミができてきたのを手が感じた。
「兄ちゃん、我慢しないで?イっていいよ?」
耳元で囁くと軽く耳たぶを噛み、強く膨らみの先端を引っ搔いた。
「っ、ああぁ!」
下着の中で熱が爆ぜた。
「はぁ…はぁっ」
脱力して全身で呼吸をする友哉に将也は目を細め、ズボンから引き抜いた手を見るとわずかに白濁が付着している。
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