史上最高のバースデーパーティー ~ハタチは特別一生モノ!~ (Page 5)
「パンツの中、気持ち悪いでしょ?」
そう言うと下着ごとズボンを引っ張り、傍らへ置く。
「やめっ…見るな…」
今にも泣きそうな声で告げる兄の横へ座り込む。
手にはテーブルから失敬した苺を持って。
「兄ちゃん、そんな顔しないで…」
眉を下げながら言うと、摘まんだ苺を軽く咥えて友哉の頬を押さえ、強引に口を開けさせると、果実を分け合うように唇を重ね。
「んっ…ふ、ぅ…ん」
「は、ぅ…んっ」
互いの唇の端から果汁とも唾液ともわからない液体が滴る。
「はぁ…おいしい」
「んっ…まさ、や」
ぼんやりとした瞳で見詰める先にいる愛しい弟。
もう一度、ゆっくりと、じっくりと唇を吸い合い、舌を絡めた。
おちた。
そう確信した将也はさらに激しく咥内を蹂躙し、堪能する。
「兄ちゃん…好き。大好き」
優しく睦言を紡いで兄の体を押し倒し、ゆっくりと頬へ、顎へ、鎖骨へ、首筋へ、舌を這わせて。
「はぁ、あっ、ん…」
抵抗せず受け入れる友哉の体を暴くように、エプロンもTシャツもたくし上げ、露わになった胸の突起は赤く、ぷっくりと熟れて。
「兄ちゃんの、おいしそう」
呟くと、指先にホイップクリームを取り、そこへ塗り付ける。
「あ…将也…?」
体温で溶けかけるクリームにしゃぶりつくと友哉の体はびくんと跳ねる。
「ぁあっ」
生温かい感触が心地よく、甘ったるい声が漏れる。
「ふふ、兄ちゃんの、甘くておいしいよ」
目を細めると、体のあちこちにクリームを塗っては舐めを繰り返していく。
「あっ…あぁ…」
甘い喘ぎが止まらず、身をよじる友哉。
「兄ちゃんの、また元気になってる」
「あっ…」
また硬度を持ち直し、膨張した友哉のそれを軽くつつくと小さく声を漏らした。
「…俺も、もう、しんどい」
微かに息を荒げて告げる将也の声にぞくりとして、その中心に目をやると、デニム越しにわかるほどの主張があり、友哉は息をのんだ。
「ここ、もういい?」
そういいながら将也は軽く、友哉の後ろの蕾をつついた。
「あ…そ、こは…」
頬を紅潮させて緩く首を左右に振る友哉に構わず、床に置きっぱなしになっていたオリーブオイルを手に取り、将也は指にたっぷりと流した。
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