初恋は女装男子 (Page 2)

僕のセリフに葵は大きな瞳をさらに見開き、まん丸にした。

「なに驚いてんの」

「えぇ、いやだって」

「あたりまえでしょ、葵以上に可愛い子なんていないんだから」

僕にとって葵は初恋だ。

いつか葵と結婚する、なんて、幼い僕は思っていた。

けど、大きくなるにつれ、どれだけ葵が可愛くても僕らは男同士、結ばれることはないのだと気付いた。

だから、ちゃんと女の子と付き合ってみようと思ったこともあったけど、結局葵を思い浮かべてしまう始末。

そんな経験を何度もしていくうちに僕は諦めたんだ。

無理に誰かと付き合うのはやめようと。

「葵以上の子が現れて、その子をちゃんと好きになれたら、そのとき付き合うことにしたんだよ」

自分にとってはもうすでにあたりまえのことすぎて忘れてたけど、そういえば葵にこの話したことなかったな。

なんて思いながら葵を見ると、何か言いたげに口を開いては閉じを繰り返している。

「葵?」

「マーちゃんさぁ、自分がなに言ったかわかってるの?」

困ったように目を細め、そんな質問を投げかける。

首を傾げる僕に、今度は葵がため息を吐く。

「そういう無自覚なとこあるよね、昔から」

やれやれ、と首を振る葵にますます意味がわからず眉をひそめていると、突然グッと顔を寄せてきた。

「ねぇ、キスしようよ」

「はっ?」

「いいじゃん、減るものでもないし。昔はよくしてたじゃん」

「いや、昔と今は違うでしょ」

突拍子もない提案に固まっていると、僕の了承なんてどうでもいいというように、僕の唇に薄いピンクのキラキラがついた自身の唇を押し付けてきた。

「ちょっあおっ、んっ」

慌てて離れようとすると、余計にグイッと押し付けてくる。

そして、押し付けられるだけだったそれは、角度を変え、チュッチュッと音を立てる。

かと思えば、今度はペロペロと僕の唇を舐めたり、じゅっと吸いあげてくる。

何度も吸っては舐めを繰り返され、力が抜けた僕は閉じていた唇をわずかに開いた。

「んぅっ」

その隙間を見逃すことなく、葵の舌が僕の中に入ってくる。

優しく歯をなぞられ、肩がビクリと震えた。

やっぱりダメだと再度離れようと試みるも、葵の手が後頭部に添えられ、ガッと力強く引き寄せられる。

より密接になったことで、葵の舌がさらに奥へと侵入してくる。

「んっあっ」

クチュクチュと水音を鳴らして、舌を絡ませてくる。

次第に激しく掻き回しだすそれに、僕はなにも考えられず、ただ必死に伸ばした手で葵の背中にしがみついた。

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