隣人とふしだらな関係 (Page 4)
「はあっ…、こんなにしてしまって…早く後始末をしないと…」
重くてけだるい身体を起こしたのに、再びソファに押し倒される。引き抜かれると中に出されたものが、尻の間を伝って流れ出るのが気持ちが悪い。汚れた服も早く始末しないといけないのに、圭介はそれを阻止する。
「そんなに良かったですか? 要一郎さん、貴方はもう俺じゃないとだめでしょう?」
どいてくれ、という言葉は口を塞がれかき消された。この関係を早く終わらせないといけないのに、身体がいうことをきかない。圭介を求めてしまう。けれどこの背徳な関係を続けるわけにはいかない。
「お前じゃないとだめなんて、そんなわけはないだろう…!」
お互いに家庭があるんだ、と自分にも圭介にも言い聞かせた。
「そろそろ、俺と終わりにしようとか考えていましたね。そんなことさせるわけないでしょう? 俺が貴方のこと、手放すわけがない。だから、俺しか選ばないように理由を与えてあげようと」
圭介は私のスマホを見せつけた。そこには妻にすぐに帰ってくるようにメッセージが送られていた。
「お前…!」
「貴方が悪いんですよ、要一郎さん」
そう言って私の頬を両手で包むと、玄関の扉が開く音がした。
Fin.
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