変態ワンコと夜の公園散歩 (Page 3)
「あっ、いい…もっとして…!」
パンッパチュパチュンと肌同士がぶつかる音と水音が響く。同時に首から垂れたリードもリズムに合わせて揺れていた。次第に速くなっていくピストン運動に合わせて理来も自ら腰を振り出した。
「んっ、んっ…はぁ、あ…んっ」
「はっ…は、ん…」
お互い限界が近いようで、荒い呼吸を繰り返す。
「あ、あ、あ、んんっ! ああああっ!」
先に理来の方が果ててしまったようだ。身体を震わせて、勢いよく白濁液が飛び散っていく。公園の木や葉っぱが汚れてしまったのに、気にする余裕は無くなっていた。それと同時に、彼の中で俺のものも大きく脈打った。理来の背中に覆いかぶさるように抱きついて、首元に顔をうずめた。
「…っ」
ドクンドクンと熱いものを注ぎ込んだ。全部出し切ったあとゆっくりと引き抜く。
「はぁ…気持ちよかった」
理来は満足気な表情だ。俺もすごくよかったけど…。
「やってしまった…」
終わった後になって冷静になり、後悔の念が押し寄せてきた。外で、公園でこんな破廉恥なことをしてしまうなんて。
「誰もいないから大丈夫…」
理来は振り返って俺の頬に触れると、ちゅっ、と軽くキスをした。
「いつもより興奮したでしょ? 次は家で卓くんのわんこにして」
理来は犬みたいにペロリと舌なめずりをする。
「だから、人間の恋人でいてほしいんだけど…」
変態な恋人についていけない。わんこにして、って次はどんなプレイですか?
Fin.
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