通勤電車で微笑む彼は、満員電車で豹変する (Page 3)

「ううっ」

 その大きさに怖気づくも、僕のものは萎えるどころか、期待にヒクついてしまう。それに気付いた彼が僕の耳に舌を入れ舐めた。

「ひゃっ、あっ、ああーっ!!」

 突然の強い刺激に呆気なく達してしまった。白濁液が自分のお腹にかかる。

「早いですね。溜まってたんですか?」

「ううっ、あっ…」

 羞恥心と屈辱感に泣きそうになり、目に涙を浮かべてしまった。

「まだ終わりじゃありませんよ」

 そう言うと僕の尻に何かが入ってきた。彼の太い指が一本挿入され、中を探るように動かされる。

「あっ、なに…!?」

「すぐによくなりますから」

 そう言いながら、僕の弱いところを探し当て、集中的に責められた。

「あっ、ああっ、でる…っ!」

 前立腺を押し潰すように擦られ、簡単に二度目の絶頂を迎えた。それでも彼の指の動きは止まらず、さらに本数を増やして出し入れを繰り返す。

「あっ、んんっ」

「そろそろいいですね」

 ずるりと一気に引き抜かれ、物足りなさを感じる。

「今度はこっちですよ」

 そう言われ、脚を持ち上げられたと思ったら、熱いものが宛がわれた。それが何なのか理解する前に、奥まで突き上げられる。

「あああっ!」

 あまりの質量の大きさに息ができない。苦しいはずなのに気持ちよくて、無意識に締め付けてしまった。

「くっ…」

「あああっ、んんっ」

 僕の反応に煽られたのか、激しい抽挿が始まった。何度も抜き差しされて、頭がおかしくなってしまいそうで。

「やっぱり、俺の見込みどおり…っ、さいこうだ…っ」

 最奥を突き上げられ、同時に乳首を摘ままれる。身体の奥底からせり上がってくる感覚に、僕は三度目の精を吐き出した。

「あぁっ!」

 それと同時に彼のものも中で弾ける。どくんどくんと脈打ちながら、大量の精子を流し込まれる感覚は、絶望とともに快楽を与えた。

「はっ、はっ、はっ」

「大丈夫ですか? …でも抜く前に…」

 焦点が合わずぼうっとしていると、スマホで写真を撮る音が聞こえた。そしてやっと彼のものが抜かれ、尻から白いものが流れ出るとさらにもう一枚写真を撮られる。

「いい写真です。気持ちよくて乱れているあなた。…えっと、木部遼介さん?」

 いつの間にか鞄の中から社員証を出されて、腹の上に置かれた。しつこくもう一枚写真を撮られる。

「いつもと同じ電車にこれからも乗ってくださいね、必ず。もし違う電車で俺と会わないようにしたら…わかりますね?」

 さっき撮った写真を僕に見せつけて、いつもの微笑みとは違う、不敵な笑みをうかべた。

Fin.

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