俺のアンチへの”わからせ” (Page 2)
「斎藤正人さん、二十五歳…、なるほど。匿名でも他人の誹謗中傷を投稿し続けると、どうなるかわかりますよね? ああ、今さら否定しても無駄ですよ。開示請求が通ったので貴方だと確定しているので」
この俺を誹謗し続けていたこいつ、斎藤は正座をしたまま膝を力強く握りしめている。何か言いたいようだが…奥歯をかみしめて耐えているようだ。
「うっ…、その…申し訳…ありませんでした。もう二度としないので…あの、許していただけないでしょうか。俺にできることはさせていただきます…ので…」
本当は謝りたくないと顔に出ているが、まあいい。口では謝っているので許してやろう。俺の条件をのむならば。
「もちろん…謝っていただけるのなら許します。俺もそのつもりでここまで来たので。誠意を見せていただければ」
「誠意とは…えっと、おいくらでしょうか…」
そう言ったら普通、金のことなんだろうけど、俺が今求めたいのはそれじゃない。こんな自身がないくせに、SNS上で文句を言う、こういう男をわからせることが俺は好きなんだ。
「ああ、金はいいです。俺の相手をしてくれたらいい」
「相手…? とはなんのですか」
「こういう相手です」
俺は正座をしている斎藤の股間に手を這わせた。
「ひっ! 何をするんですか!」
斎藤が声を上げたが遅い。そのままズボン越しにしつこく撫でてやった。
「何って…ナニをするんですよ」
「頭おかしいのか! なんでお前なんかと…」
斎藤の顔がみるみると赤くなっていく。恥ずかしさなのか怒りで、なのか。
「先にあんたが誹謗中傷してきたんでしょうが。拒否してもいいけれど、その時は…。どちらを選びますか?」
「ぐっ…わかった…」
案外すぐ落ちた。よっぽど金を払いたくないのか、払えないのか。
「そうそう、最初から素直になればよかったんだ」
不敵な笑みを斎藤に向け、床に押し倒し服を脱がせた。
「なんで俺なんだよ…。あんたの愚痴をいったやつ、他にもいるだろ」
「あなたが一番ひどかったじゃないですか、俺への誹謗中傷。ほんとは俺のこと好きなんでしょう?」
「ち、ちがう!!」
「俺のことが好きすぎて、そこに自分がいないことに耐えられず、傷つけていたようにしか見えなかったですよ」
「そんなことあるはずないっ」
いかにも運動していない細い身体を撫で、胸の先端を摘まんでやった。俺に弄ばれることが屈辱なのか、斎藤の目から涙が流れてきた。
「泣いてもダメです。これからは、俺の言うことを聞いてもらいますから」
「ううっ…」
「じゃあ、早速。舐めてください」
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