専属メイドに捉われた主の扇情

・作

大学生である黒柳慶介の帰りを部屋で待っていたのは、メイド服を身にまとった恋人の斉木正(さいきただし)。「まだまだ夜は長いですよ?」「こちらも、こんな立派にされて」そんなエロティックな誘いを断れなかった慶介は、マニアックな趣味はないと否定しながらもメイド姿の正に流されていく…

ネイビーのメイド服に身を包んだ恋人の正。

彼のそんな姿を見た瞬間、全身の熱が局部に集約されるのを自覚した。

*****

「お帰りなさいませ、ご主人様」

その言葉で正はオレの帰りを迎えた…メイド服姿で。

床に三つ指ついて頭を下げて。

正が今着ているメイド服は、今日行われた学園祭の女装メイド喫茶の企画で使ったものだった。

ただ、回収されるはずの衣装をなぜまだ着ているのか。

まさかこの格好のまま大学から帰ってきたのか?

もしかしてメイド服は私物なのか?

多くの疑問が脳内で交錯したが…恐ろしくなったからこれ以上の追及は止めよう。

因みに、彼がメイドに選ばれた理由は、背格好が小柄で中性的な顔立ちだかららしい。

頭の中で思考を巡らしていると、正はゆっくり頭を上げてオレに微笑みを向けた。

すると、学園祭でメイド姿を目にしたときと同じ、恍惚とした熱がオレの心身をジワジワと巡り出した。

肉の塊が2枚の布をムクムクと押し上げ、心臓の鼓動も乱していく。

「お疲れでしょう。夕食の支度も済んでおりますので、お入りください」

オレの小さな変化を意に介すでもなく、スカートの裾を揺らしながら部屋の中へ消えていった。

何の悪ふざけだ?

学園祭はもう終わっただろ。

出かかっていたそれらの冷ややかな言葉は、沸き出した欲情と共に喉の奥へ飲み込まれた。

***

「ご主人様、他に命令はございませんか?」

(いつまで続けるんだよ)

そう思いながらも読んでいる小説から目を離さず、正の問いに応える。

「風呂は」

「沸いてます」

「掃除は」

「終わってます」

「もうねーよ」

雑用がこれ以上思い浮かばず、一言そう応えた。

静寂な空気が一気に流れ込む。

「ご主人様、本当に何もございませんか?」

先に沈黙を破ったのは正だった。

「どういう意味だ」

「まだまだ夜は長いですよ」

いつの間にか、耳元にあった唇が妖しく言葉を紡ぐと、熱く濡れた呼気をふっと耳の穴へ吹きかけられた。

「こちらも、こんな立派にされて」

細く繊細な指先がオレの局部へと伸び、衣類越しにサワサワと隆起している部分を撫でた。

「っ…メイドとかコスプレとか、オレにそんな趣味っ」

ねえよ、と続けようとしたが、正の顔を見たらが出せなかった。

僅かに涙の滲む瞳が、物憂げで物欲しげな眼差しが言葉を奪ったように思えた。

局部の隆起物をギュっと軽く握り、拒否権が消滅したオレに追い打ちをかける。

「…付き合ってほしければ、自分で準備しろ」

(ここまで来たらもう乗ってやる…!)

「命令だ」

半分やけになりながら言うと、正はメイドらしく応えた。

「かしこまりました」

望んだ返事をもらえたからか、忠誠を約束した笑みは満悦だった。

*****

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